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本の中で巡る本屋旅行へ、いざ行かん!
2020年春から楽しみにしていた本祭り色々が中止となり、挙句の果てに1年に1回の最大級のお楽しみ「神田古本祭り」までも中止になったこの秋、絶望という名の靴に踏んづけられた私の心はペッタンコ。
そんな絶望靴裏にへばりついたヘロヘロの私を引っぺがし、楽しい気分と小さな希望をシュコシュコと吹き込んで膨らましてくれた「空気入れ」こそが、本書です(笑)。
さて本書には、普通に観光地を巡っていくだけではまず行き着けない本屋さんが、東北(3軒)・関東(6軒)・中部(4軒)・関西(6軒)・四国(5軒)紹介されています。
大型チェーンの書店と違って自由度が高いので、御店主の好みが色濃く反映されたお店の内外装、置いている本、他の販売品(雑貨、衣類など)、併設の飲食店メニュー色々…世の中に2つと無い個性的なお店ばかりですから、趣味が合えば魅力が強烈!
個人的に悩殺されたのが、この3軒↓。
① その本屋さんが存在することに、公的良心と高い理想を感じさせる八戸市市営の本屋さん「八戸ブックセンター」。
市長が進める政策『本のまち八戸』の大人向け事業として作られたこのお店では、一般書店では棚に並びにくい人文書やアートなど文化を育む本を積極的に扱い、市内の本屋とは仕入の協力やイベントを一緒に行うことで共存しています。
書き手のためには執筆ブースを作り、読み手のためには読書会ルームや読書席、ハンモック(!)、ギャラリー、カフェが設置されてるって…!?ああ、八戸の方がうらやましい…。
② 憧れ続けているけど行ったことがない、東京の古本酒場「コクテイル書房」。
大正時代に建てられた古民家の1階の土間にカウンターと小上がり、2階は畳敷きで楽しめる居酒屋さんであり、古本屋さんでもあるので壁を埋め尽くす本棚にぎっちり並んでいる幸せ空間。
日替わりメニューは原稿用紙に手書きで、文学にちなんだサワーや料理が…!
古いけれど新しい、懐かしいけれど革新的なこのお店で、飲む食う読む買うを満喫したい!
③ 知識の小さな街灯として暗闇をやさしく照らしている…けれど、我が身を蛾と考えた場合、飛んで火に入る夏の虫的にそこへ猛ダッシュをかけたくなるお店が、金沢の「オヨヨ書林」。
特に「せせらぎ通り店」は、渋い大正時代の建物の中の奥に巨大「壁面本棚」!そして店中を埋め尽くす本、本、本…!
しかも周辺には古い建物がたくさんあって、足をのばせば兼六園もあるから、ガッツリ歩いて楽しい!
うわ~っ行きたい!でも、今(2020年11月)遠出はちょっと…と、お悩みの貴方!とりあえず今は、グーグルマップで行っちゃおう!
というわけで「グーグル勤務の黄色い人」に、24軒全部連れてってもらいました。
(ただし、高知県の「うずまき舎」さんだけは山奥過ぎて近寄れず…ここ凄いよ(笑))
黄色い人入店可なら店内をぐるぐる巡り、店内写真があれば本棚を可能な限り拡大して本を眺め、気になる本はネット通販や図書館HPで確認してみたり、
町の中に存在する本屋さんを眺めながら散策して、近所の気になるお店を調べてみたり、
紹介されたお店を中心に他の書店を全部調べ上げて、1人本屋ツアーを決行してみたり…。
ありがとう!和氣さん&黄色い人!おかげで楽しい旅でした。
なんといっても我々本好きには、空想の翼があります。(別名・妄想の高下駄(笑))
いつかきっとそんなに遠くない未来、感染症なんて恐れずのんびり旅行ができるその日まで、今は本書+PCでの空想本屋旅行へレッツゴー!♪(/*´∀`)o
そんな絶望靴裏にへばりついたヘロヘロの私を引っぺがし、楽しい気分と小さな希望をシュコシュコと吹き込んで膨らましてくれた「空気入れ」こそが、本書です(笑)。
さて本書には、普通に観光地を巡っていくだけではまず行き着けない本屋さんが、東北(3軒)・関東(6軒)・中部(4軒)・関西(6軒)・四国(5軒)紹介されています。
大型チェーンの書店と違って自由度が高いので、御店主の好みが色濃く反映されたお店の内外装、置いている本、他の販売品(雑貨、衣類など)、併設の飲食店メニュー色々…世の中に2つと無い個性的なお店ばかりですから、趣味が合えば魅力が強烈!
個人的に悩殺されたのが、この3軒↓。
① その本屋さんが存在することに、公的良心と高い理想を感じさせる八戸市市営の本屋さん「八戸ブックセンター」。
市長が進める政策『本のまち八戸』の大人向け事業として作られたこのお店では、一般書店では棚に並びにくい人文書やアートなど文化を育む本を積極的に扱い、市内の本屋とは仕入の協力やイベントを一緒に行うことで共存しています。
書き手のためには執筆ブースを作り、読み手のためには読書会ルームや読書席、ハンモック(!)、ギャラリー、カフェが設置されてるって…!?ああ、八戸の方がうらやましい…。
② 憧れ続けているけど行ったことがない、東京の古本酒場「コクテイル書房」。
大正時代に建てられた古民家の1階の土間にカウンターと小上がり、2階は畳敷きで楽しめる居酒屋さんであり、古本屋さんでもあるので壁を埋め尽くす本棚にぎっちり並んでいる幸せ空間。
日替わりメニューは原稿用紙に手書きで、文学にちなんだサワーや料理が…!
古いけれど新しい、懐かしいけれど革新的なこのお店で、飲む食う読む買うを満喫したい!
③ 知識の小さな街灯として暗闇をやさしく照らしている…けれど、我が身を蛾と考えた場合、飛んで火に入る夏の虫的にそこへ猛ダッシュをかけたくなるお店が、金沢の「オヨヨ書林」。
特に「せせらぎ通り店」は、渋い大正時代の建物の中の奥に巨大「壁面本棚」!そして店中を埋め尽くす本、本、本…!
しかも周辺には古い建物がたくさんあって、足をのばせば兼六園もあるから、ガッツリ歩いて楽しい!
うわ~っ行きたい!でも、今(2020年11月)遠出はちょっと…と、お悩みの貴方!とりあえず今は、グーグルマップで行っちゃおう!
というわけで「グーグル勤務の黄色い人」に、24軒全部連れてってもらいました。
(ただし、高知県の「うずまき舎」さんだけは山奥過ぎて近寄れず…ここ凄いよ(笑))
黄色い人入店可なら店内をぐるぐる巡り、店内写真があれば本棚を可能な限り拡大して本を眺め、気になる本はネット通販や図書館HPで確認してみたり、
町の中に存在する本屋さんを眺めながら散策して、近所の気になるお店を調べてみたり、
紹介されたお店を中心に他の書店を全部調べ上げて、1人本屋ツアーを決行してみたり…。
ありがとう!和氣さん&黄色い人!おかげで楽しい旅でした。
なんといっても我々本好きには、空想の翼があります。(別名・妄想の高下駄(笑))
いつかきっとそんなに遠くない未来、感染症なんて恐れずのんびり旅行ができるその日まで、今は本書+PCでの空想本屋旅行へレッツゴー!♪(/*´∀`)o
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スマホを初めて買いました!その日に飛蚊症になりました(*´Д`)ついでにUSBメモリーが壊れて書きかけレビューが10個消えました・・・(T_T)
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- 出版社:エクスナレッジ
- ページ数:160
- ISBN:9784767828060
- 発売日:2020年10月29日
- 価格:1980円
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