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波津雪希
レビュアー:
夢の中にいるような不思議な満月珈琲店の物語でした。
 本書は3章からなっているが、それぞれの章の主人公たちが
実は繋がりがあったと言うのは、面白い。
ある人に対して強気に出ていたが、実は自分自身もかなりの
ピンチで難局を乗り切ろうと足掻いていたら『満月珈琲店』に
出会って難局を乗り切れたことは奇跡としか言いようがないです。
しかも満月珈琲店の従業員は人でない。
『満月珈琲店』どういった経緯で始まったのか。
人でない者たちが『満月珈琲店』を経営しているのは
何故なのかなど、多くの疑問が出てくるが本書では何一つ
謎が明かされない。

 以前、売れっ子シナリオライターだった芹川瑞樹は以前の
名前を隠してゲームのサブルートのシナリオライターを職業と
している。しかも、売れっ子シナリオライターの前は教員を
していたかというから、かなり変わった経歴の持ち主。
そんな芹川瑞樹は勇気を出して後輩の中山明里に企画書を
送ったが時代の流れとマッチしていないとダメ出しを喰らって
落ちこんでいることに『満月珈琲店』の従業員と出会う。
この時の従業員は人だったから、まさか人で非ざる者が
喫茶店で働いていると知ったならば、行くことは無った
のだろう。
そんな偶然が芹川瑞樹の人生の転機となるのは誰も
予想しなかったに違いない。

『満月珈琲店の星詠み』シシリーズはファンタジーぽい小説
でした。

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波津雪希
波津雪希 さん本が好き!1級(書評数:1951 件)

本を読むのは、もっぱら移動時間。
移動時間が長い時ほど、読書量が増えます。

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