ぷるーとさん
レビュアー:
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天才ハッカー、その正体は?
アメリカのNSAのコンピューターが、ハッキングされた。焦ったアメリカはハッカーの居場所を探り出し、深夜強行突入した。
ところが、そこは、テロリストの巣窟でもなんでもない普通の家族の家だった。ただひとつ違うのは、家族の中に天才的なハッカーがいたのだ。
一家の18才の長男ルークは、アスペルガー症候群だったが、コンピュータの扱いは天才的で、世界中のシステムに痕跡を残すことなく侵入することができた。
当初アメリカは、彼をアメリカの地下牢のようなところに閉じ込めようとしていたが、イギリスの諜報機関からこの少年には全く悪意がないこと、彼の力を使えば敵のシステムの中枢に侵入が可能であると説得、政府が彼を雇ってロシアやイラン、北朝鮮のシステムに侵入させるというトロイの木馬作戦を実行する。
この作品にはフィクションではあるが、当時の世界情勢がかなり詳しく描かれている。ハッキングについてはあまりにも上手くいきすぎているような気もするが、かなり頻繁に乗っ取りのニュースが流れるところからすると、こういう話からもあながちまったくの大ボラとはいえないのではないか、と思う。
ところが、そこは、テロリストの巣窟でもなんでもない普通の家族の家だった。ただひとつ違うのは、家族の中に天才的なハッカーがいたのだ。
一家の18才の長男ルークは、アスペルガー症候群だったが、コンピュータの扱いは天才的で、世界中のシステムに痕跡を残すことなく侵入することができた。
当初アメリカは、彼をアメリカの地下牢のようなところに閉じ込めようとしていたが、イギリスの諜報機関からこの少年には全く悪意がないこと、彼の力を使えば敵のシステムの中枢に侵入が可能であると説得、政府が彼を雇ってロシアやイラン、北朝鮮のシステムに侵入させるというトロイの木馬作戦を実行する。
この作品にはフィクションではあるが、当時の世界情勢がかなり詳しく描かれている。ハッキングについてはあまりにも上手くいきすぎているような気もするが、かなり頻繁に乗っ取りのニュースが流れるところからすると、こういう話からもあながちまったくの大ボラとはいえないのではないか、と思う。
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 ホラー以外は、何でも読みます。みなさんの書評を読むのも楽しみです。
 よろしくお願いします。
 
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- 出版社:KADOKAWA
- ページ数:0
- ISBN:9784041088784
- 発売日:2020年03月03日
- 価格:1980円
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