ぷるーとさん
レビュアー:
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やっぱり福井の人間は恐竜大好きなのだ!!
作者は、福井生まれ。
福井といえば恐竜王国として有名だが、作者はフクイサウルスの名付け親で福井県立恐竜博物館の開館に携わり、そこで研究をしていた。現在は北海道大学の教授で、むかわ竜全身骨格の発掘メンバーでもある。
私も福井出身で、福井の恐竜発掘をかなり早い時期からつぶさに見てきており、恐竜は本当に大好きだ。
そんな私にとって、作者のフィールドワークは、わくわくどきどき以外の何ものでもない。憧れのモンゴルゴビ砂漠、カナダの恐竜州立公園。作者の発掘体験を疑似体験のように楽しむことができた。
印象的だったのは、最初のアンモナイト探しで、自分だけがアンモナイトを見つけられなかったという体験。そのとき、先生が「割れば割るほど、見つかる可能性は上がりますよ」と言ってくれ、もう一度連れていってほしいと頼んだことが恐竜発掘にのめり込むきっかけになったという。あっさり見つけていたらこんなものかと思ってそれ以上の興味は持たなかったかもしれないとは、なるほど、そんなものかもしれない。
それにしても、恐竜発掘は、想像していた以上に過酷な仕事だった。暑さ寒さだけでなく、危険な生物と対峙することもあり、突然の天候の変化は死の危険をもたらすこともある。
そんな悪条件にあっても続けられる発掘作業だからこそ、化石が発掘されたときの喜びは大きく、そして、その化石は見る人々に壮大なロマンを感じさせるのだろう。
福井といえば恐竜王国として有名だが、作者はフクイサウルスの名付け親で福井県立恐竜博物館の開館に携わり、そこで研究をしていた。現在は北海道大学の教授で、むかわ竜全身骨格の発掘メンバーでもある。
私も福井出身で、福井の恐竜発掘をかなり早い時期からつぶさに見てきており、恐竜は本当に大好きだ。
そんな私にとって、作者のフィールドワークは、わくわくどきどき以外の何ものでもない。憧れのモンゴルゴビ砂漠、カナダの恐竜州立公園。作者の発掘体験を疑似体験のように楽しむことができた。
印象的だったのは、最初のアンモナイト探しで、自分だけがアンモナイトを見つけられなかったという体験。そのとき、先生が「割れば割るほど、見つかる可能性は上がりますよ」と言ってくれ、もう一度連れていってほしいと頼んだことが恐竜発掘にのめり込むきっかけになったという。あっさり見つけていたらこんなものかと思ってそれ以上の興味は持たなかったかもしれないとは、なるほど、そんなものかもしれない。
それにしても、恐竜発掘は、想像していた以上に過酷な仕事だった。暑さ寒さだけでなく、危険な生物と対峙することもあり、突然の天候の変化は死の危険をもたらすこともある。
そんな悪条件にあっても続けられる発掘作業だからこそ、化石が発掘されたときの喜びは大きく、そして、その化石は見る人々に壮大なロマンを感じさせるのだろう。
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ホラー以外は、何でも読みます。みなさんの書評を読むのも楽しみです。
よろしくお願いします。
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- 出版社:新潮社
- ページ数:240
- ISBN:9784103525912
- 発売日:2019年06月26日
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