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ぷるーと
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作家は、本当に猫が好きらしい。
猫好きで知られている作家は、本当に多い。アメリカでは、ヘミングウェイ、トルーマン・カポーティ、レイモンド・チャンドラー、日本では、大佛次郎、村上春樹・・・。(夏目漱石は猫好きといえるのだろうか。この本では、取り上げられてはいないが)
この本では、世界各国の作家と猫のツーショット写真と、作家と猫にまつわるエピソードが紹介されている。  

もともと動物が好きで猫以外にもいろいろ飼っているといたというマーガレット・ミッチェルのような人も何人かいるが、猫だけを飼っているという作家が多いようだ。その理由としては、ル=グウィンがいうように「机から離れられない作家が、犬の散歩にいけるわけがない」ということもあったのだろうが、孤独な雰囲気が自分に似ているからということもあったようだ。中には、コレットのように、自分自身もまた気ままな猫そのものだったという人もいる。

何より、勝手気ままな猫は謎めいたところが多く、作家としてはその謎めいた部分にひかれるようだ。
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ぷるーと
ぷるーと さん本が好き!1級(書評数:2932 件)

 ホラー以外は、何でも読みます。みなさんの書評を読むのも楽しみです。
 よろしくお願いします。
 

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