茜さん
レビュアー:
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ハーイ、あたし、マリー・アントワネット。もうすぐ政略結婚する予定www
このプリンセス、他人とは思えない! ハーイ、あたし、マリー・アントワネット。もうすぐ政略結婚する予定www 1770年 1 月 1 日、未来のフランス王妃は日記を綴り始めた。オーストリアを離れても嫁ぎ先へ連れてゆける唯一の友として。冷淡な夫、厳格な教育係、衆人環視の初夜……。サービス精神旺盛なアントワネットにもフランスはアウェイすぎた──。時代も国籍も身分も違う彼女に共感が止まらない、衝撃的な日記小説!
マリー・アントワネットは皆さんご存知だとは思いますが私は名前だけしか知らずに読んでみました。
RoseとBleuがありまして上巻と下巻に分かれています。とりあえず今回は上巻であるRoseから。
Roseは輿入れ((上流の家庭の)嫁入り。婚礼。))からルイ15世崩御までが書かれています。
が。。。クソ真面目な文章なんかではなくてネットスラングやらギャル語(古い?)や顔文字などを使って書かれているので文章的にはチャラいですwww
まぁ、でもアントワネットちゃんの輿入れ時の年齢(14歳?)を考えると現代では多分そんな感じよねぇと違和感なく読めてしまう。
それがまたオモチロク読まされてしまう。てか、14歳で輿入れって早い(´・ω・`)昔の人は早かったらしいけど。。。
Roseのメインと言ったらルイ15世の寵姫デュ・バリー夫人との対立かな?
アントワネットちゃんは、デュ・バリー夫人の出自の悪さや存在を憎み、徹底的に宮廷内でシカトし続ける。
これにはルイ15世の3人の娘たちによる焚き付けが背景にあり娼婦や愛妾が嫌いな母・マリア・テレジアの影響を受けている事も原因とされている。
しかし、相手はルイ15世の公妾デュ・バリー夫人、旗色が悪くなるのも当然。と、いうことで和解(?)となります。
2人の対決は1772年1月1日に、新年の挨拶に訪れたデュ・バリー夫人に対し、あらかじめ用意された筋書きどおりに
「本日のヴェルサイユはたいへんな人ですこと」とアントワネットちゃんが声をかけることで表向きは終結。
そして1774年5月10日ルイ15世崩御とともにアントワネットちゃんは王妃に即位までが本巻となります。
ネットスラングやギャル語や顔文字などは注釈がついているので意味がわからないという事はありませんでした。
*マリー・アントワネットの日記 Bleu
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初志貫徹、実るほど頭を垂れる稲穂かな
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この書評へのコメント
- Tetsu Okamoto2019-01-09 19:10
中丸明『ハプスブルク千夜一夜』新潮文庫・2001年ではハプスブルク家のやんごとなきかたがたがみやびやかな名古屋弁をはなす講談調世界史です。マリーも名古屋弁をはなします。アマゾンでは中古が1円ででまわっています。ご参考に。
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- 出版社:新潮社
- ページ数:256
- ISBN:9784101801308
- 発売日:2018年07月28日
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