波津雪希さん
レビュアー:
▼
題名からは想像できませんが、『小さいおじさん』シリーズです。
孤独な人にしか見えない小さいおじさん(槇原伝之丞)は
アメリカンショートヘアーの猫を保護しようとした市立博物館
学芸員の手島沙良のもとに現れたのは、以前と同じ公園のピンチを
一緒になって打破する人間を小さいおじさんは、探していたのでは
ないかと思いました。前回の主人公は、孤独でなくなったので
小さいおじさんの事が認識できない。よって、新たな人材が必要に
なったに違いありません。しかし、今回も若い女性をパートナーに
したのは、小さいおじさんの趣味に違いないと踏んでいます。
そう、おじさんは、うら若き乙女が好きなんでしょう。
小さいおじさんこと槇原伝之丞が、人間だったこと
私財を突き込んで、公園を作ったのは河童の援助も
あったらなのですね。
しかし、過去の文献では妻や息子から総スカンを
喰らったことが残されています。
その後、槇原の家は没落しましたが
現在から数世代前に復興。
現在は、地方の有力者となっています。
その息子が殺害されたことを小さいおじさんが
知っても、素っ気ない対応は、自分の事を疎かにした
怨みなのか。それとも過去の自分に対する言論に対する
反発心なのか分かりませんが、都市伝説とミステリーが
組み合わさった『100回泣いても変わらないので恋することにした。』
は、なかなか面白いです。
しかし、母親の愛人を自分の恋人に選ぶ心境は
とても理解できませんが。
アメリカンショートヘアーの猫を保護しようとした市立博物館
学芸員の手島沙良のもとに現れたのは、以前と同じ公園のピンチを
一緒になって打破する人間を小さいおじさんは、探していたのでは
ないかと思いました。前回の主人公は、孤独でなくなったので
小さいおじさんの事が認識できない。よって、新たな人材が必要に
なったに違いありません。しかし、今回も若い女性をパートナーに
したのは、小さいおじさんの趣味に違いないと踏んでいます。
そう、おじさんは、うら若き乙女が好きなんでしょう。
小さいおじさんこと槇原伝之丞が、人間だったこと
私財を突き込んで、公園を作ったのは河童の援助も
あったらなのですね。
しかし、過去の文献では妻や息子から総スカンを
喰らったことが残されています。
その後、槇原の家は没落しましたが
現在から数世代前に復興。
現在は、地方の有力者となっています。
その息子が殺害されたことを小さいおじさんが
知っても、素っ気ない対応は、自分の事を疎かにした
怨みなのか。それとも過去の自分に対する言論に対する
反発心なのか分かりませんが、都市伝説とミステリーが
組み合わさった『100回泣いても変わらないので恋することにした。』
は、なかなか面白いです。
しかし、母親の愛人を自分の恋人に選ぶ心境は
とても理解できませんが。
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- 出版社:新潮社
- ページ数:299
- ISBN:9784101801001
- 発売日:2017年06月28日
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