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波津雪希
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題名からは想像できませんが、『小さいおじさん』シリーズです。
 孤独な人にしか見えない小さいおじさん(槇原伝之丞)は

アメリカンショートヘアーの猫を保護しようとした市立博物館

学芸員の手島沙良のもとに現れたのは、以前と同じ公園のピンチを

一緒になって打破する人間を小さいおじさんは、探していたのでは

ないかと思いました。前回の主人公は、孤独でなくなったので

小さいおじさんの事が認識できない。よって、新たな人材が必要に

なったに違いありません。しかし、今回も若い女性をパートナーに

したのは、小さいおじさんの趣味に違いないと踏んでいます。

そう、おじさんは、うら若き乙女が好きなんでしょう。



 小さいおじさんこと槇原伝之丞が、人間だったこと

私財を突き込んで、公園を作ったのは河童の援助も

あったらなのですね。

しかし、過去の文献では妻や息子から総スカンを

喰らったことが残されています。

その後、槇原の家は没落しましたが

現在から数世代前に復興。

現在は、地方の有力者となっています。

その息子が殺害されたことを小さいおじさんが

知っても、素っ気ない対応は、自分の事を疎かにした

怨みなのか。それとも過去の自分に対する言論に対する

反発心なのか分かりませんが、都市伝説とミステリーが

組み合わさった『100回泣いても変わらないので恋することにした。』

は、なかなか面白いです。

しかし、母親の愛人を自分の恋人に選ぶ心境は

とても理解できませんが。

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波津雪希
波津雪希 さん本が好き!1級(書評数:1961 件)

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