かもめ通信さん
レビュアー:
▼
ニック・メイソンは「自由」という名の罠に、読者の私は #カドフェス という罠にどっぷりはまって、さあたいへん!困ったなあ。この男とはこの先ずっと付き合っていかなければならないかも……。
前作 『ニック・メイソンの第二の人生』 で
20年の刑期を残して
晴れて自由の身になったはずだったのに
その自由は1分と続かず、
あれやこれやのしがらみでがんじがらめになったあげく
「殺し屋」になってしまったニック・メイソン。
いくらあれこれ武器を与えられたって
街中の喧嘩レベルの経験しかない男が
プロの殺し屋になるなんて無理だろう……と思いきや、
まるっとお膳立てされた現場で
実地訓練を重ねたあげく
めきめき腕をあげてしまうのだ。
それでも相変わらず
根は純情な甘ちゃんで、
最愛の娘に会いたい会いたいと誰彼かまわず周囲に弱みを漏らしたり、
深手を負ったまま転がり込んで恋人を危険にさらしてしまったり、
かつて口を閉ざすことで守ってやったはずの幼なじみを危険な賭に巻き込んだり、
ターゲット以外は殺したくないと後始末をせずに敵をどんどん増やしたり、
ああダメ!
それもダメ!!
だからダメだってばっ!!!
と、読みながらダメだしばかりしてしまう。
困った男ニック・メイソン。
身近な人たちへの思い入れも
自分自身の生への執着も人一倍のこの男。
最初から取引に応じなければよかったんだよ!
と今更言ってもはじまらない!
この泥沼から抜け出そうと一念発起。
一発逆転を試みて、
自分を殺し屋にスカウトして育て上げた黒幕に
反旗を翻すのだったが………?!
前作以上にアクションにつぐアクションで
アドレナリンが過剰分泌。
主人公は死なないはずと思っていてもハラハラドキドキ。
おまけになんと!!
ええーっ!!そんな展開、ありなのー!!
イッキ読みしてぐったり疲れた。
※祐太郎さん主催の掲示板企画
“勝手にコラボ企画「カドフェス2018」を制覇するぜ!!”参加レビューです。
20年の刑期を残して
晴れて自由の身になったはずだったのに
その自由は1分と続かず、
あれやこれやのしがらみでがんじがらめになったあげく
「殺し屋」になってしまったニック・メイソン。
いくらあれこれ武器を与えられたって
街中の喧嘩レベルの経験しかない男が
プロの殺し屋になるなんて無理だろう……と思いきや、
まるっとお膳立てされた現場で
実地訓練を重ねたあげく
めきめき腕をあげてしまうのだ。
それでも相変わらず
根は純情な甘ちゃんで、
最愛の娘に会いたい会いたいと誰彼かまわず周囲に弱みを漏らしたり、
深手を負ったまま転がり込んで恋人を危険にさらしてしまったり、
かつて口を閉ざすことで守ってやったはずの幼なじみを危険な賭に巻き込んだり、
ターゲット以外は殺したくないと後始末をせずに敵をどんどん増やしたり、
ああダメ!
それもダメ!!
だからダメだってばっ!!!
と、読みながらダメだしばかりしてしまう。
困った男ニック・メイソン。
身近な人たちへの思い入れも
自分自身の生への執着も人一倍のこの男。
最初から取引に応じなければよかったんだよ!
と今更言ってもはじまらない!
この泥沼から抜け出そうと一念発起。
一発逆転を試みて、
自分を殺し屋にスカウトして育て上げた黒幕に
反旗を翻すのだったが………?!
前作以上にアクションにつぐアクションで
アドレナリンが過剰分泌。
主人公は死なないはずと思っていてもハラハラドキドキ。
おまけになんと!!
ええーっ!!そんな展開、ありなのー!!
イッキ読みしてぐったり疲れた。
※祐太郎さん主催の掲示板企画
“勝手にコラボ企画「カドフェス2018」を制覇するぜ!!”参加レビューです。
お気に入り度:





掲載日:
外部ブログURLが設定されていません
投票する
投票するには、ログインしてください。
本も食べ物も後味の悪くないものが好きです。気に入ると何度でも同じ本を読みますが、読まず嫌いも多いかも。2020.10.1からサイト献本書評以外は原則★なし(超絶お気に入り本のみ5つ★を表示)で投稿しています。
この書評へのコメント

コメントするには、ログインしてください。
書評一覧を取得中。。。
- 出版社:KADOKAWA
- ページ数:416
- ISBN:9784041027189
- 発売日:2018年06月15日
- Amazonで買う
- カーリルで図書館の蔵書を調べる
- あなた
- この書籍の平均
- この書評
※ログインすると、あなたとこの書評の位置関係がわかります。






















