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『謎解きの場にはヘンリーに居てもらわなくては!』黒後家蜘蛛の会メンバーたちのヘンリーへの信頼がうなぎ上り!!
以前に1巻が献本に出ていた時に応募して落選しましたが、どうしても読みたかったので購入しました。
それぞれの短編で異なるタイプの謎解きがとても楽しく、どうしても次も読みたいと思い応募しました。
そして、今回は当選。
ありがとうございます。
それなのに私、熱射病で救急搬送されまして、それ以来体調が優れず読書も進まず。
書評が遅くなって申し訳ありません。
まだまだ暑い日が続く(かもしれません)ので、皆様も体調には十分にお気を付け下さいね。
汗を掻いたら水分・塩分に加えて糖分も忘れずにお取り下さい。
熱射病で低血糖になって倒れる人も少なくないようです。
では、書評という名の感想をここから始めたいと思います。
アイザック・アシモフというとSFのイメージがありますが、本書は彼が書いたミステリー短編集です。
舞台はニューヨークのミラノ・レストランの一室。
そこで月に一度行われるのが『黒後家蜘蛛の会』
会員は、
特許弁護士のジェフリー・アヴァロン
暗号専門家のトーマス・トランブル
作家のイマニュエル・ルービン
有機化学者のジェイムズ・ドレイク
画家のマリオ・ゴンザロ
数学者のロジャー・ホルステッド
そして、給仕のヘンリー。
それぞれがそれぞれの分野で成功している者らしく、一癖も二癖もあるような個性豊かなメンバーたち。
そんなメンバーが順番にゲストを招き、そのゲストが持ち込んだ謎について話し合う。
あーだこーだと言った挙句に両手を挙げた瞬間、ヘンリーが「よろしいでしょうか」と謎解きを披露する。
このパターンが続くのですが、前巻よりもメンバーたちの”ヘンリー頼り”が顕著にみられます。
例えば、ゲストがヘンリーの退室を望んでも、何とかしてヘンリーをその場に残そうとする様子などは、思わずクスリと笑いが込み上げるほどでした。
初版発表が1978年ですから、既視感のある話もあるにはあります。
けれど本書が書かれたのが40年前だと思えば、これは凄い短編集だなと思います。
クリスティーを読んだ後も思うことですが、当時、これだけのトリックや謎を考え出すのだから、本当に凄い才能だな、と。
今読んでも色褪せない古典って、当時はどんな風に受け留められていたのかしら。
当時のロンドン、ニューヨークに行って聞いてみたい気もします。
本書でますますメンバーたちの信頼を勝ち得たヘンリー。
次巻ではどんな謎を解いてくれるのか。
とっても楽しみです。
それぞれの短編で異なるタイプの謎解きがとても楽しく、どうしても次も読みたいと思い応募しました。
そして、今回は当選。
ありがとうございます。
それなのに私、熱射病で救急搬送されまして、それ以来体調が優れず読書も進まず。
書評が遅くなって申し訳ありません。
まだまだ暑い日が続く(かもしれません)ので、皆様も体調には十分にお気を付け下さいね。
汗を掻いたら水分・塩分に加えて糖分も忘れずにお取り下さい。
熱射病で低血糖になって倒れる人も少なくないようです。
では、書評という名の感想をここから始めたいと思います。
アイザック・アシモフというとSFのイメージがありますが、本書は彼が書いたミステリー短編集です。
舞台はニューヨークのミラノ・レストランの一室。
そこで月に一度行われるのが『黒後家蜘蛛の会』
会員は、
特許弁護士のジェフリー・アヴァロン
暗号専門家のトーマス・トランブル
作家のイマニュエル・ルービン
有機化学者のジェイムズ・ドレイク
画家のマリオ・ゴンザロ
数学者のロジャー・ホルステッド
そして、給仕のヘンリー。
それぞれがそれぞれの分野で成功している者らしく、一癖も二癖もあるような個性豊かなメンバーたち。
そんなメンバーが順番にゲストを招き、そのゲストが持ち込んだ謎について話し合う。
あーだこーだと言った挙句に両手を挙げた瞬間、ヘンリーが「よろしいでしょうか」と謎解きを披露する。
このパターンが続くのですが、前巻よりもメンバーたちの”ヘンリー頼り”が顕著にみられます。
例えば、ゲストがヘンリーの退室を望んでも、何とかしてヘンリーをその場に残そうとする様子などは、思わずクスリと笑いが込み上げるほどでした。
初版発表が1978年ですから、既視感のある話もあるにはあります。
けれど本書が書かれたのが40年前だと思えば、これは凄い短編集だなと思います。
クリスティーを読んだ後も思うことですが、当時、これだけのトリックや謎を考え出すのだから、本当に凄い才能だな、と。
今読んでも色褪せない古典って、当時はどんな風に受け留められていたのかしら。
当時のロンドン、ニューヨークに行って聞いてみたい気もします。
本書でますますメンバーたちの信頼を勝ち得たヘンリー。
次巻ではどんな謎を解いてくれるのか。
とっても楽しみです。
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なかなか時間が取れませんが、本を読むのは好きです。
どんどん読書時間を取って、読んでいきたいと思っています。
色々なジャンルの本を読んでいきたいと思っているので、
皆様の感想を参考にさせて頂こうと思います。
- この書評の得票合計:
- 55票
読んで楽しい: | 15票 | |
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参考になる: | 34票 | |
共感した: | 6票 |
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この書評へのコメント
- マック2018-08-30 11:22
ゆうちゃんさん、大丈夫でしたでしょうか。
私は病院で点滴をしてもらったら、次の日なんかは寧ろ倒れる前より元気になりました。
ただ、その後はなんだか頭がふわふわして体調が悪い日が続き、会社に居ても辛かったです。
今はもうすっかり元通りなんですけどね(*^^*)
今年の暑さはちょっと昨年までとは違うと思います。
ちょっとのつもりでも、家の中でも、本当に気を付けなくてはいけませんね。
私の父もウォーキングで汗を掻いて熱中症っぽくなっていたことがありました。
暑いと思ったらバスで涼しく通勤するのも、体の為には良いことですよね。
本書を刊行当時に読めたなんて、ゆうちゃんさんはとってもラッキーだと思います!
それも、たくさん刊行される本の中から本書を選んだゆうちゃんさんの慧眼あってこそ!ですね。クリックすると、GOOD!と言っているユーザーの一覧を表示します。 コメントするには、ログインしてください。
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- 出版社:東京創元社
- ページ数:396
- ISBN:9784488167103
- 発売日:2018年06月11日
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