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波津雪希
レビュアー:
ラプラスの魔女とは、魔法少女のことなのでしょうか?
 映画化された『ラプラスの魔女』を読んで見ました。

映画は見ていないので、内容は初見です。

タイトルからするとSFのようなイメージですが

卯原円華は、一見すると怪しげな術の様なことを

やってのけますが、本書のストーリーが後半に

なると徐々に解明されていきます。

なので『魔女』というタイトルは現代でいうところの

『魔女』ではなく、中世の『魔女』と捉えたほうが

正確なのでしょう。



 離れた2つの温泉地で起きた硫化水素により

映画関係者の二人が亡くなった。

その現場に呼ばれた学者が気づいたことから

2つの事件が偶発的なものではないことを

知ってしまったがため、事件に巻き込まれる学者。

なんだか推理小説のようで、ワクワク感がありますが

事件の真相は、とても難しい。

魔法を使った他殺事件としたほうが、一般人には

わかりやすいが、それでは小説としては

あまり面白いものではありません。

そんな意表を突くような真相が

本書とタイトル『ラプラスの魔女』と

作者が名付けたのでしょう。

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波津雪希
波津雪希 さん本が好き!1級(書評数:1924 件)

本を読むのは、もっぱら移動時間。
移動時間が長い時ほど、読書量が増えます。

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