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波津雪希
レビュアー:
『繕い屋』シリーズ第一弾。
 寝不足で食べる量も減ってきて、寝るといつも同じ夢を
見て神経をすり減らしてきた日々。
そんな時に、社帰りに首輪をしている猫が、すり寄って
来ました。これにより上田早紀の人生は好転していきます。

 猫の後を付いて行くとビルの入り口に辿り着き、一人の
女性が出迎えてきました。猫の名は、オリオン。
女性の家の中に入り、オリオンのゴロゴロと喉を鳴らす
音を聞いていたら上田早紀は、いつの間にやら眠ってしまい
夢の中へ。
上田早紀の夢の中では、いつも見る悪夢が始まりました。
しかし、悪夢の中にオリオンの飼い主の平峰花が登場して
上田早紀の気持ちを聞きながら悪夢の正体を探り始めます。

 悪夢の原因が実体化して、それを悪夢を見ているものに
食べさせる平峰花。
ときには悪夢を料理します。
悪夢の原因を平峰花が食べても味がしないと言うのに
どれも食べた本人たちには、美味しというのは
面白いですね。
しかし、平峰花が悪夢に入っていく方法は、悪夢を見ている
人の胸に穴をあけて、そこから入っていきます。
これは、ちょっとグロテスクです。
こんな状況を他人に見られたら警察に通報されてしまいます。
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波津雪希
波津雪希 さん本が好き!1級(書評数:1944 件)

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移動時間が長い時ほど、読書量が増えます。

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