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猫との暮らしは楽しくて、嬉しくて、悲しくて、ちょっぴり切ない。
私の1番古い記憶は父の友人の家に行き、数匹いた紀州犬の子犬の中から白いわんこを貰ってきた時のものだ。
その子に「チビ」と名付け(母は最後まで桃太郎にしようと言っていたらしいが、私が押し切ったみたい)、19歳で亡くなるまで楽しく仲良く一緒に過ごした。
では猫は・・・と考えると、私が小学5年生の時。
通学路の途中で拾ってきたキジトラの子猫を、父の反対を押し切って飼い始めた時から今に至るまで、ずっと我が家には猫ちゃんがいる。
1匹だったり、最大で3匹居たこともあった。
父と母と私に、猫3匹。
やっぱり「この子は私の猫ちゃんよ」という縄張りというかなんというか、パートナーが自然と決まっていった。
母とゆうちゃん(キジトラ・♀)
私とマック(キジ白・♀)
父とヤマト(黒・♂)
年越しには自分のパートナーを膝の上に抱っこして、3人と3匹で「あけましておめでとう」を言い合ったり。
その時に抱っこが嫌いなマックが大暴れして、大人しく抱かれているゆうちゃんとヤマト君を見て、私は非常に肩身が狭い思いをしたけれど、そんなことの1つ1つが良い思い出だし、楽しかった。
著者のゆるりまいさんは4人家族(まいさん夫婦とまいさんの母親と息子君)で、猫も4匹。
その内2匹はまいさんの猫で、残りの2匹は母親の猫。
(あ~あるある、猫の派閥)
夜はまいさんの足下にあるこたつ(湯たんぽ的な)の元で丸くなって寝る猫たち。
(猫は暑ければ家の1番涼しい所で寝ているし、寒ければ1番暖かい所で寝ているので、猫が寝ている所が家の中で1番居心地が良い所だったりする)
こんな感じで、読む度に頷いちゃうくらい猫あるあるで満ち溢れている。
猫好きさんには堪らないに違いない。
猫を飼っている人も、
事情があって飼えない人も、
好きではないけれど興味がある人も、
1度読んでみて欲しい、猫の魅力が満載の漫画エッセイです。
ちなみに著者のゆるりまいさん、『わたしのウチにはなんにもない』という本を書いてしまうほどの断捨離マニア。
なので、イラストの間にちょこちょこ入ってくるゆるり家の内部の写真にはほとんど物が写っていない。
写り込んでいるのは猫ばかり。
羨ましい。
我が家なんて掃除ベタばっかりなものだから、猫の写真を撮ろうとすると写り込む物・物・物。
ちょっと真剣に断捨離のことを考えてしまいました。
最後に
本書を受け取った2018年2月中旬、我が家にはマックしかいなかったけれど、3月13日現在、そのマックもいなくなってしまった。
マックは痩せてしまっていたけれど、良く食べて良く出し、寝てばかりいる可愛くて賢い子だったけれど、3月に入って食べられなくなり、最期は眠るように逝ってしまった。
葬祭場の方に「20歳って言うと、人間で言えば120歳くらいですからね。マックちゃんは本当に頑張りましたよ」と言って頂き、少しだけ誇らしい気持ちになった。
これからは亡くした猫たちが虹の橋を渡った先で恥ずかしい思いをしないで済むような私になりたい。
そんな風に思った。
その子に「チビ」と名付け(母は最後まで桃太郎にしようと言っていたらしいが、私が押し切ったみたい)、19歳で亡くなるまで楽しく仲良く一緒に過ごした。
では猫は・・・と考えると、私が小学5年生の時。
通学路の途中で拾ってきたキジトラの子猫を、父の反対を押し切って飼い始めた時から今に至るまで、ずっと我が家には猫ちゃんがいる。
1匹だったり、最大で3匹居たこともあった。
父と母と私に、猫3匹。
やっぱり「この子は私の猫ちゃんよ」という縄張りというかなんというか、パートナーが自然と決まっていった。
母とゆうちゃん(キジトラ・♀)
私とマック(キジ白・♀)
父とヤマト(黒・♂)
年越しには自分のパートナーを膝の上に抱っこして、3人と3匹で「あけましておめでとう」を言い合ったり。
その時に抱っこが嫌いなマックが大暴れして、大人しく抱かれているゆうちゃんとヤマト君を見て、私は非常に肩身が狭い思いをしたけれど、そんなことの1つ1つが良い思い出だし、楽しかった。
著者のゆるりまいさんは4人家族(まいさん夫婦とまいさんの母親と息子君)で、猫も4匹。
その内2匹はまいさんの猫で、残りの2匹は母親の猫。
(あ~あるある、猫の派閥)
夜はまいさんの足下にあるこたつ(湯たんぽ的な)の元で丸くなって寝る猫たち。
(猫は暑ければ家の1番涼しい所で寝ているし、寒ければ1番暖かい所で寝ているので、猫が寝ている所が家の中で1番居心地が良い所だったりする)
こんな感じで、読む度に頷いちゃうくらい猫あるあるで満ち溢れている。
猫好きさんには堪らないに違いない。
猫を飼っている人も、
事情があって飼えない人も、
好きではないけれど興味がある人も、
1度読んでみて欲しい、猫の魅力が満載の漫画エッセイです。
ちなみに著者のゆるりまいさん、『わたしのウチにはなんにもない』という本を書いてしまうほどの断捨離マニア。
なので、イラストの間にちょこちょこ入ってくるゆるり家の内部の写真にはほとんど物が写っていない。
写り込んでいるのは猫ばかり。
羨ましい。
我が家なんて掃除ベタばっかりなものだから、猫の写真を撮ろうとすると写り込む物・物・物。
ちょっと真剣に断捨離のことを考えてしまいました。
最後に
本書を受け取った2018年2月中旬、我が家にはマックしかいなかったけれど、3月13日現在、そのマックもいなくなってしまった。
マックは痩せてしまっていたけれど、良く食べて良く出し、寝てばかりいる可愛くて賢い子だったけれど、3月に入って食べられなくなり、最期は眠るように逝ってしまった。
葬祭場の方に「20歳って言うと、人間で言えば120歳くらいですからね。マックちゃんは本当に頑張りましたよ」と言って頂き、少しだけ誇らしい気持ちになった。
これからは亡くした猫たちが虹の橋を渡った先で恥ずかしい思いをしないで済むような私になりたい。
そんな風に思った。
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なかなか時間が取れませんが、本を読むのは好きです。
どんどん読書時間を取って、読んでいきたいと思っています。
色々なジャンルの本を読んでいきたいと思っているので、
皆様の感想を参考にさせて頂こうと思います。
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- 出版社:幻冬舎
- ページ数:141
- ISBN:9784344032132
- 発売日:2017年11月24日
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