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efさん
ef
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ガーゴイル物の絵本ですよ~
 ちょっと不気味な雰囲気も漂う絵本です。
 ストーリーはいたってシンプル。
 ガーゴイルって西洋建築でありますよね。
 怪物の形をした雨樋なんですけれどね。
 あれが主人公です。

 ガーゴイルは、様々な建物の屋根などに設置されていて、ある者は翼を持ち、ある者は翼がありません。
 雨樋機能を持つので、口から雨水を噴き出すような仕組みになっているものもあります。
 そんなガーゴイルは、夜になると動き出すというお話です。

 絵の方は、木炭で描いたかのような柔らかなタッチで、モノクロに仕上げられています。
 ガーゴイルの悲しそうな、あるいはちょっとおどけたような表情が印象的です。

 でも、何で西洋建築ってガーゴイルのような化け物を屋根に設置するのでしょうね?
 不思議に思ってウィキペディアを調べてみたら、何と、「樋嘴(ひはし)」という日本語の訳語があるんですね!
 初めて知りました。
 その意味についてはウィキをご参照いただきたいのですが、特に意味はないという説もあれば、宗教的な意味があるとする説もあるようです。

 まぁね、日本でも鬼瓦とかしゃちほことか、よく分からないと言えばよく分からない物が屋根に乗っていますしね。

 ノートルダム大聖堂のガーゴイルなんか有名ですが、あの姿を見ると確かに夜になると動き出しそうにも思えてきますよね。
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ef
ef さん本が好き!1級(書評数:4927 件)

幻想文学、SF、ミステリ、アート系などの怪しいモノ大好きです。ご紹介レビューが基本ですが、私のレビューで読んでみようかなと思って頂けたらうれしいです。世界中にはまだ読んでいない沢山の良い本がある!

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