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題名に一目惚れして「読まなければ!しかも、できるだけ早く!」と、直感しました。期待していた以上の内容で、恋愛に向き合う態度そのものを見直したくなりました。力強い味方を手に入れたような気がしています。
実は、先日、結婚しました。
目線の高さに空が見えるようなところに住んでいたのですが、見上げないと空が見えないところに引っ越すことになったりして、環境が、がらりと変わりました。
結婚はゴールではなくてスタートなんだなぁって、当たり前のことを実感している今日この頃です。
夫のことを大好きだと思う気持ちが、いつまでもずっと続くといいなぁと思いつつ、でも、どうすれば実現できるのかは、分かっていません(笑)
なので、この献本を見つけたとき、連打しそうな勢いで応募してしまいました。
そこには、私の知らない世界が広がっているに違いない!と、感じたのです。
「男性」としての夫と、「女性」としての私に、その性別だからこその明らかな違いがあるなら、それを理解したり把握したりすることは、お互いの関係を良いものにするためにも、恋愛感情を持続させるためにも、とても大切なことではないかと思ったのです。
読みながら付箋をつけることが無駄だったと笑ってしまうほど、全てのページに付箋がつき、ノートはメモだらけになりました。
第1章には、いろいろな事柄に対する態度として、「こうするのが男性で、こうするのが女性だ」ということが書かれています。
右ページには、男女間の差について対照的な内容が簡潔な言葉で書かれています。左ページには、その解説があります。
共感したり、思わず笑ってしまったり、自分にはなかった視点を与えてもらってワクワクしたり、驚きながらも深く納得したり、楽しみながら学んでいるような、そんな気持ちになりました。
自分は女性なんだなぁと、こんなに強く意識できたのは初めての経験だったので、とても新鮮でした。
これまで、男性だからとか女性だからとか、性別を意識して人と接することは、あまりなかったような気がします。それぞれの人が個性を持っているのは男性も女性も同じという認識だったので、男女間の考え方にこれほどまで差があるなんて思ってもみなかったのです。
なので、目からウロコが落ちるような気がしました。
第2章には、ブログを通して寄せられた相談メールと、それに対する著者のアドバイスが書かれています。相談メールは全て1~2行に要約されていて、アドバイスは格言的なものが右ページに、それについての補足・説明が左ページに載っているというスタイルです。
相談メールに対しては、共感するというよりも意外に感じることのほうが多かったです。
「そんな風に感じるのなら、その恋は、もう終わっているのじゃないかしら?」と、感じてしまうような相談が、ほとんどでした。
なので、思ったことを正直に言うなら、「別れる方向で考えてみては、どうでしょうか?」と、なってしまいます。残念ながら、私では単なる役立たずにしか、なれそうにありませんσ(^◇^;)
ところが、著者は違うのです。素晴らしいアドバイスを連発してくれます。
痛いところをグサリと突いてきたり、こんな観点もあるよと示してくれたり、そっと背中を押すように励ましてくれたり…。
そこには、私が想像したこともなかった世界が広がっていました。
恋愛について、あまりに何も知らなかったということを発見できたのは、ありがたいことなのですが、同時に、少し不安にもなりました。
たぶん、知らなかったというよりは、目の前にあったのに見えていなかったというほうが正確なのだと思います。
それらを次から次へと紹介してもらっているような、そんな状態だったと思うのですが、まだ見えていないことが、もっと他にもあるはずだと考えると、それにつまずいて転ぶようなことにならないかと、心配なのです。
でも、今までは、そこに何かがあるという可能性さえ把握していなかったわけで、それに比べれば少しは進歩したことになるはずですから、気を強く持とうと思います(笑)
第3章は、分量的には少ないです。いい男といい女について、右ページでは簡潔な言葉で表現し、その補足が左ページに書かれています。いい女についてだけ書かれているところもあります。
私としては、ぜひ、いい女を目指したいところです(笑)
自分にはできていなくて、でも、それができたらいい女になれるだろうなぁという点が、たくさんあったので、心がけたいと思いました。
ですが、理想を意識しすぎるのもどうかと思うので、ここは適度な距離を置いて、参考にする程度にしたいと思っています。
この本は、読みやすくて、おもしろいので、スラスラ読めてしまうのですが、その一方で、ページをめくる手が止まり、考え込んでしまう部分も多々ありました。
予想していた通り、新しい世界を案内してもらうことができましたが、その世界の様子は想像をはるかに超えていました。
恋愛に対して、ちゃんと向き合っていなかったことを知ることもできました。
自分に優しい言い方をすれば「自然体だった」と言えるのかもしれませんが、実際は、単純に何も考えていなかっただけなので、恐ろしいです。
恐ろしいというか、例えるなら、一方通行を逆走していることに気づいた瞬間、「うわぁ、どうしよう」ってパニックになる…みたいな感じの心境といったほうが近いのかもしれません。
とは言え、過去のことは過去のことです(笑)
これからをどうするかが大切だと思うので、この本で学んだことをしっかりと心に刻んで、ステキな恋愛(結婚生活)が、できたらいいなと思います。
この本に出会えて良かったと、心から思います。
最後になりましたが、献本していただき、本当に、ありがとうございました。
目線の高さに空が見えるようなところに住んでいたのですが、見上げないと空が見えないところに引っ越すことになったりして、環境が、がらりと変わりました。
結婚はゴールではなくてスタートなんだなぁって、当たり前のことを実感している今日この頃です。
夫のことを大好きだと思う気持ちが、いつまでもずっと続くといいなぁと思いつつ、でも、どうすれば実現できるのかは、分かっていません(笑)
なので、この献本を見つけたとき、連打しそうな勢いで応募してしまいました。
そこには、私の知らない世界が広がっているに違いない!と、感じたのです。
「男性」としての夫と、「女性」としての私に、その性別だからこその明らかな違いがあるなら、それを理解したり把握したりすることは、お互いの関係を良いものにするためにも、恋愛感情を持続させるためにも、とても大切なことではないかと思ったのです。
読みながら付箋をつけることが無駄だったと笑ってしまうほど、全てのページに付箋がつき、ノートはメモだらけになりました。
第1章には、いろいろな事柄に対する態度として、「こうするのが男性で、こうするのが女性だ」ということが書かれています。
右ページには、男女間の差について対照的な内容が簡潔な言葉で書かれています。左ページには、その解説があります。
共感したり、思わず笑ってしまったり、自分にはなかった視点を与えてもらってワクワクしたり、驚きながらも深く納得したり、楽しみながら学んでいるような、そんな気持ちになりました。
自分は女性なんだなぁと、こんなに強く意識できたのは初めての経験だったので、とても新鮮でした。
これまで、男性だからとか女性だからとか、性別を意識して人と接することは、あまりなかったような気がします。それぞれの人が個性を持っているのは男性も女性も同じという認識だったので、男女間の考え方にこれほどまで差があるなんて思ってもみなかったのです。
なので、目からウロコが落ちるような気がしました。
第2章には、ブログを通して寄せられた相談メールと、それに対する著者のアドバイスが書かれています。相談メールは全て1~2行に要約されていて、アドバイスは格言的なものが右ページに、それについての補足・説明が左ページに載っているというスタイルです。
相談メールに対しては、共感するというよりも意外に感じることのほうが多かったです。
「そんな風に感じるのなら、その恋は、もう終わっているのじゃないかしら?」と、感じてしまうような相談が、ほとんどでした。
なので、思ったことを正直に言うなら、「別れる方向で考えてみては、どうでしょうか?」と、なってしまいます。残念ながら、私では単なる役立たずにしか、なれそうにありませんσ(^◇^;)
ところが、著者は違うのです。素晴らしいアドバイスを連発してくれます。
痛いところをグサリと突いてきたり、こんな観点もあるよと示してくれたり、そっと背中を押すように励ましてくれたり…。
そこには、私が想像したこともなかった世界が広がっていました。
恋愛について、あまりに何も知らなかったということを発見できたのは、ありがたいことなのですが、同時に、少し不安にもなりました。
たぶん、知らなかったというよりは、目の前にあったのに見えていなかったというほうが正確なのだと思います。
それらを次から次へと紹介してもらっているような、そんな状態だったと思うのですが、まだ見えていないことが、もっと他にもあるはずだと考えると、それにつまずいて転ぶようなことにならないかと、心配なのです。
でも、今までは、そこに何かがあるという可能性さえ把握していなかったわけで、それに比べれば少しは進歩したことになるはずですから、気を強く持とうと思います(笑)
第3章は、分量的には少ないです。いい男といい女について、右ページでは簡潔な言葉で表現し、その補足が左ページに書かれています。いい女についてだけ書かれているところもあります。
私としては、ぜひ、いい女を目指したいところです(笑)
自分にはできていなくて、でも、それができたらいい女になれるだろうなぁという点が、たくさんあったので、心がけたいと思いました。
ですが、理想を意識しすぎるのもどうかと思うので、ここは適度な距離を置いて、参考にする程度にしたいと思っています。
この本は、読みやすくて、おもしろいので、スラスラ読めてしまうのですが、その一方で、ページをめくる手が止まり、考え込んでしまう部分も多々ありました。
予想していた通り、新しい世界を案内してもらうことができましたが、その世界の様子は想像をはるかに超えていました。
恋愛に対して、ちゃんと向き合っていなかったことを知ることもできました。
自分に優しい言い方をすれば「自然体だった」と言えるのかもしれませんが、実際は、単純に何も考えていなかっただけなので、恐ろしいです。
恐ろしいというか、例えるなら、一方通行を逆走していることに気づいた瞬間、「うわぁ、どうしよう」ってパニックになる…みたいな感じの心境といったほうが近いのかもしれません。
とは言え、過去のことは過去のことです(笑)
これからをどうするかが大切だと思うので、この本で学んだことをしっかりと心に刻んで、ステキな恋愛(結婚生活)が、できたらいいなと思います。
この本に出会えて良かったと、心から思います。
最後になりましたが、献本していただき、本当に、ありがとうございました。
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子どもの頃は読書が大好きでした。
でも、長い間、本から遠ざかっていました。
また読み始めたのは最近です。
なので、本をめぐる世界については、知らないことだらけなのですが、よろしくお願いします。
この書評へのコメント
- ゆうちゃん2016-05-02 21:35
ご結婚おめでとうございます!この頃投稿がないなぁ、と思いましたら、こんな人生の大イベントがあったのですね。仰る通り、結婚は、ゴールではなくスタートだと思います。この様な本を読まれたぱとるなさんに、今更私ごときが申し上げることは、ないと思いますが、男性の立場から言えば、妻が魅力的であれば、放っとけませんから、これからも自分磨きに力を入れて下さい。でも、これまで拝読した書評を読む限りぱとるなさんの共感力、感受性には何の問題もないと思いますので、ただただ、ご結婚のお相手は、幸せな方だと思うばかりです。。
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