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徳島県民にしか解らないであろう胸熱ポイントが多数!これは徳島県民による、徳島県民の為の漫画だ!!
本書を知ったきっかけは、地元徳島新聞の特集記事でした。
『地元出身の漫画家・柳本光晴さんの作品が漫画大賞に選ばれた』という華々しいもので、ワクワクしながら読み進めていくと・・・・・・
特集の中心は内容ではなくて、登場人物たちの名前や学校名!
【主人公の鮎喰響の苗字を、全国の読者は『あくい』と読めないらしい】
という事実に、まず驚き。
徳島では読めない人を探す方が難しいんですが!
そこから始まり、花井(これって全国的に少ないんですか?)に祖父江に椿。
徳島では珍しくなかったり、地名に由来している苗字だったり。
「作者の徳島愛が炸裂した漫画が漫画大賞を受賞しましたよ、あっぱれ」的な記事だったように思います。
こういう記事を読んじゃうと、どうしたって読みたくなってしまう。
それなのに、今の今まで読むことなく時間だけが過ぎ去って。
その間にどんどん続刊は出るし、実写映画化は決まるしで、さすがの私も「そろそろ読んどかないと」と焦り始めた矢先、こちらでの献本を見付け、即応募!
この度、ようやく読むことができました。
ありがとうございます。
内容は、主人公の鮎喰響(あくいひびき)が高校に入学するところから始まります。
通学途中も本を手放せない程の読書好きな響には、盲目的に響を愛する幼馴染の椿亮太郎(つばきりょうたろう)がいて、何をするにも二人は一緒。
もちろんクラスも一緒(これは偶然か)。
そんな響のクラスメイトが話す内容に「国府中出身」とか「俺は佐古中」とかいう台詞があって、またまた徳島県民の頬は緩むのです。
ただ響、ちょっと自分に素直すぎる性格で、時にエキセントリックな行動を取って、周囲を驚かせたり怖がらせたり。
不良男子に絡まれて「殺すぞ」と凄まれたらカッターを片手に応戦するし、その不良との仲直りの為に本気で屋上から飛び降りようとしたり。
ちょっと怖いし、ついていけないかも。
ただ私、ここで高校時代の実体験を思い出しました。
友人と一緒にバスツアーで東京に行った時のこと。
たまたま出会った標準語の女の子数人と世間話をしていた時、どこから来たか聞かれて「徳島から」と答えたところ、相手が馬鹿にしたように「えっ、徳島?徳之島?あぁ、小っちゃい島ですよね。あははっ」みたいに返してきたことがあったのですが、静かにショックを受けていた私の横ですかさず友人が「たった47しかない都道府県名も覚えられないなんて、将来が不安ですね」と笑顔で言い放った時に感じた、爽快感と恐怖。
まんま響やないかい!!
なんとなく響って、徳島県民の持つ資質を具現化した存在のような気がしてきた(背中に滝汗)。
献本で頂いた1~3巻では、響は北瀬戸高校(胸熱)の文芸部に入部し、そこでの活動を通して人間らしさを身に付け(笑)、それとは別に高校入学前に文学賞に応募していた小説が評価され響のデビューが決まるが、響が手の届かない所へ行ってしまうんじゃないかという不安から、椿亮太郎の複雑な想いはどんどん変態度を増していき・・・・・・という感じ。
非常に続きが気になります。
4巻は購入済みなので、さっそく続きを読みたいと思います。
『地元出身の漫画家・柳本光晴さんの作品が漫画大賞に選ばれた』という華々しいもので、ワクワクしながら読み進めていくと・・・・・・
特集の中心は内容ではなくて、登場人物たちの名前や学校名!
【主人公の鮎喰響の苗字を、全国の読者は『あくい』と読めないらしい】
という事実に、まず驚き。
徳島では読めない人を探す方が難しいんですが!
そこから始まり、花井(これって全国的に少ないんですか?)に祖父江に椿。
徳島では珍しくなかったり、地名に由来している苗字だったり。
「作者の徳島愛が炸裂した漫画が漫画大賞を受賞しましたよ、あっぱれ」的な記事だったように思います。
こういう記事を読んじゃうと、どうしたって読みたくなってしまう。
それなのに、今の今まで読むことなく時間だけが過ぎ去って。
その間にどんどん続刊は出るし、実写映画化は決まるしで、さすがの私も「そろそろ読んどかないと」と焦り始めた矢先、こちらでの献本を見付け、即応募!
この度、ようやく読むことができました。
ありがとうございます。
内容は、主人公の鮎喰響(あくいひびき)が高校に入学するところから始まります。
通学途中も本を手放せない程の読書好きな響には、盲目的に響を愛する幼馴染の椿亮太郎(つばきりょうたろう)がいて、何をするにも二人は一緒。
もちろんクラスも一緒(これは偶然か)。
そんな響のクラスメイトが話す内容に「国府中出身」とか「俺は佐古中」とかいう台詞があって、またまた徳島県民の頬は緩むのです。
ただ響、ちょっと自分に素直すぎる性格で、時にエキセントリックな行動を取って、周囲を驚かせたり怖がらせたり。
不良男子に絡まれて「殺すぞ」と凄まれたらカッターを片手に応戦するし、その不良との仲直りの為に本気で屋上から飛び降りようとしたり。
ちょっと怖いし、ついていけないかも。
ただ私、ここで高校時代の実体験を思い出しました。
友人と一緒にバスツアーで東京に行った時のこと。
たまたま出会った標準語の女の子数人と世間話をしていた時、どこから来たか聞かれて「徳島から」と答えたところ、相手が馬鹿にしたように「えっ、徳島?徳之島?あぁ、小っちゃい島ですよね。あははっ」みたいに返してきたことがあったのですが、静かにショックを受けていた私の横ですかさず友人が「たった47しかない都道府県名も覚えられないなんて、将来が不安ですね」と笑顔で言い放った時に感じた、爽快感と恐怖。
まんま響やないかい!!
なんとなく響って、徳島県民の持つ資質を具現化した存在のような気がしてきた(背中に滝汗)。
献本で頂いた1~3巻では、響は北瀬戸高校(胸熱)の文芸部に入部し、そこでの活動を通して人間らしさを身に付け(笑)、それとは別に高校入学前に文学賞に応募していた小説が評価され響のデビューが決まるが、響が手の届かない所へ行ってしまうんじゃないかという不安から、椿亮太郎の複雑な想いはどんどん変態度を増していき・・・・・・という感じ。
非常に続きが気になります。
4巻は購入済みなので、さっそく続きを読みたいと思います。
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なかなか時間が取れませんが、本を読むのは好きです。
どんどん読書時間を取って、読んでいきたいと思っています。
色々なジャンルの本を読んでいきたいと思っているので、
皆様の感想を参考にさせて頂こうと思います。
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- 出版社:小学館
- ページ数:202
- ISBN:9784091867698
- 発売日:2015年02月27日
- 価格:596円
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