波津雪希さん
レビュアー:
▼
小笠原松濤の父島に移住した家族の物語。
バリバリ働いていた父親が、とっつぜん電池切れ状態に
なってしまった。そして、主人公は納得のいかない就職活動に
見切りをつけ、一国主の道へ歩もうとする
そんなおり、東京の竹芝桟橋から出航するおがさわら丸で
25時間(天候によって、かかる時間は変わってくる。)も
かかるのは、船酔いしそうです。
大島のように航空機やヘリコプターで移動できないのは
時間に余裕のある人しか、観光では行けません。
そんな父島に移住しとうとする家族は、冒険に出るように
思えます。
内地と違い島には求人が出ているが、殆どは
口コミで決まってしまうのは、島という衛差的な
社会だからなのでhそうか?
しかし、移住に成功した人たちが本書にも登場します。
また、コーディネイター(本書では、紺野里彩)と
呼ばれる人が、地元の人と移住しようとする人の
関係構築の手助けを行っています。
主人公の長谷川瑛介も紺野里彩に力添えにより
アリバイトで認められ、次々と職が来るようになりました。
このように現地では、複数の仕事を掛け持ち
高い物価、高い家賃で狭い住宅に飽きることなく
生活できる人しか暮らしていけない過酷な
環境だということが本書を読んで解りました。
なってしまった。そして、主人公は納得のいかない就職活動に
見切りをつけ、一国主の道へ歩もうとする
そんなおり、東京の竹芝桟橋から出航するおがさわら丸で
25時間(天候によって、かかる時間は変わってくる。)も
かかるのは、船酔いしそうです。
大島のように航空機やヘリコプターで移動できないのは
時間に余裕のある人しか、観光では行けません。
そんな父島に移住しとうとする家族は、冒険に出るように
思えます。
内地と違い島には求人が出ているが、殆どは
口コミで決まってしまうのは、島という衛差的な
社会だからなのでhそうか?
しかし、移住に成功した人たちが本書にも登場します。
また、コーディネイター(本書では、紺野里彩)と
呼ばれる人が、地元の人と移住しようとする人の
関係構築の手助けを行っています。
主人公の長谷川瑛介も紺野里彩に力添えにより
アリバイトで認められ、次々と職が来るようになりました。
このように現地では、複数の仕事を掛け持ち
高い物価、高い家賃で狭い住宅に飽きることなく
生活できる人しか暮らしていけない過酷な
環境だということが本書を読んで解りました。
投票する
投票するには、ログインしてください。
本を読むのは、もっぱら移動時間。
移動時間が長い時ほど、読書量が増えます。
この書評へのコメント
- keena071511292019-01-15 21:36
僕は何年か前に父島に行きました
>船酔いしそうです
僕は京都の舞鶴港から北海道の小樽まで
30時間以上かかるフェリーで行ったことが
何度もありますが
外洋に出るせいかそれとは桁違いの船酔いでした
気分が悪いのに無理にラーメンを食べたら
食べたものをそのまま器に吐いて戻してしまいました
帰りは酔い止めを飲んでゼリー飲料ばかり食べていたせいか
吐きはしませんでしたが
海が荒れていて一揺れごとに
人も荷物も床の上を1メートルくらい流されるような有様
「端の方の人は大丈夫なの? 潰されてないの?」と不思議になるくらいです
行ったのは2月でしたが本州の6月くらいの気温で
水はかなり冷たかったですが
それでも水着で泳げました
レンタルビデオも本屋もなく
ほとんどの生活物資が5日に一度の船で運ばれます
車を買うと運搬料が車本体よりも高いそうです
旅行で行くならまだしも生活するのは
よほど好きでないと無理だと思います
クリックすると、GOOD!と言っているユーザーの一覧を表示します。 
コメントするには、ログインしてください。
書評一覧を取得中。。。
- 出版社:河出書房新社
- ページ数:230
- ISBN:9784309024011
- 発売日:2015年08月19日
- 価格:1512円
- Amazonで買う
- カーリルで図書館の蔵書を調べる
- あなた
- この書籍の平均
- この書評
※ログインすると、あなたとこの書評の位置関係がわかります。























