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波津雪希
レビュアー:
小笠原松濤の父島に移住した家族の物語。
 バリバリ働いていた父親が、とっつぜん電池切れ状態に

なってしまった。そして、主人公は納得のいかない就職活動に

見切りをつけ、一国主の道へ歩もうとする

そんなおり、東京の竹芝桟橋から出航するおがさわら丸で

25時間(天候によって、かかる時間は変わってくる。)も

かかるのは、船酔いしそうです。

大島のように航空機やヘリコプターで移動できないのは

時間に余裕のある人しか、観光では行けません。

そんな父島に移住しとうとする家族は、冒険に出るように

思えます。



 内地と違い島には求人が出ているが、殆どは

口コミで決まってしまうのは、島という衛差的な

社会だからなのでhそうか?

しかし、移住に成功した人たちが本書にも登場します。

また、コーディネイター(本書では、紺野里彩)と

呼ばれる人が、地元の人と移住しようとする人の

関係構築の手助けを行っています。

主人公の長谷川瑛介も紺野里彩に力添えにより

アリバイトで認められ、次々と職が来るようになりました。

このように現地では、複数の仕事を掛け持ち

高い物価、高い家賃で狭い住宅に飽きることなく

生活できる人しか暮らしていけない過酷な

環境だということが本書を読んで解りました。
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波津雪希
波津雪希 さん本が好き!1級(書評数:1949 件)

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この書評へのコメント

  1. keena071511292019-01-15 21:36

    僕は何年か前に父島に行きました 
    >船酔いしそうです 
    僕は京都の舞鶴港から北海道の小樽まで 
    30時間以上かかるフェリーで行ったことが 
    何度もありますが 
    外洋に出るせいかそれとは桁違いの船酔いでした 
    気分が悪いのに無理にラーメンを食べたら 
    食べたものをそのまま器に吐いて戻してしまいました 

    帰りは酔い止めを飲んでゼリー飲料ばかり食べていたせいか 
    吐きはしませんでしたが 
    海が荒れていて一揺れごとに 
    人も荷物も床の上を1メートルくらい流されるような有様 
    「端の方の人は大丈夫なの? 潰されてないの?」と不思議になるくらいです 

    行ったのは2月でしたが本州の6月くらいの気温で 
    水はかなり冷たかったですが 
    それでも水着で泳げました 

    レンタルビデオも本屋もなく 
    ほとんどの生活物資が5日に一度の船で運ばれます 
    車を買うと運搬料が車本体よりも高いそうです 
    旅行で行くならまだしも生活するのは 
    よほど好きでないと無理だと思います

     

     
     

  2. 波津雪希2019-01-14 18:53

    やはり船旅は慣れた人でないとキツイですよね。
    私は、熱海から伊豆大島までの時間しか船に乗ったことがありません。

  3. No Image

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