かもめ通信さん
レビュアー:
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北欧の物語と言えばやっぱりムーミン!忘れちゃいけないアンデルセン!ニルスやピッピもいたっけね!とワクワクしながら手にした本は、これがまた!のぼせてしまいそうなぐらいうっとりとした大人の絵った?!
『チェコの挿絵とおとぎ話の世界』や
『ビリービンとロシア絵本の黄金時代』が
とても美しい本だったので
今度は北欧編を手にしてみた。
北欧と言えばやっぱりムーミン、アンデルセン、ヴァイキング
どちらかといえばユニークなイメージを持っていたのだけれど
この本に収録されているのはむしろ、
しっとりとした大人の雰囲気を感じさせる挿絵が多い。
まず最初に美しい挿絵を交えながら
北欧神話の“おいたち”や
一口に北欧といってもそれぞれの国や地域にお国柄の違いがあること
シベリウスの音楽と物語との出会いなど
知的好奇心を刺激する話題が展開される。
続いて登場するのは1900年代前半に活躍したカイ・ニールセン!
大判本の紙面を大きく使って紹介される数点の絵の素晴らしさといったらこれがもう!
ジャポニズム、オリエンタリズムも相まって
少女時代にうっとり眺めた山岸凉子の巻頭カラーかっ!と
突っ込みを入れたくなる繊細な美しさなのだけれど、
どう考えてもこちらが先輩?!これも一種の“先取りの剽窃”というやつかしら?
その他にもキノコの帽子をかぶったこびとでお馴染みのエルサ・ベスコフや
ディズニー“白雪姫”とも縁が深いというグスタフ・テングレンなど
今回初めて絵と名前が一致した画家もいれば、
思わず目を見張った初めましての画家も。
もちろんムーミンやニルスも登場する。
いやーホント、このシリーズ、
本当に眺め甲斐があってうっとり。
はまっています。
『ビリービンとロシア絵本の黄金時代』が
とても美しい本だったので
今度は北欧編を手にしてみた。
北欧と言えばやっぱりムーミン、アンデルセン、ヴァイキング
どちらかといえばユニークなイメージを持っていたのだけれど
この本に収録されているのはむしろ、
しっとりとした大人の雰囲気を感じさせる挿絵が多い。
まず最初に美しい挿絵を交えながら
北欧神話の“おいたち”や
一口に北欧といってもそれぞれの国や地域にお国柄の違いがあること
シベリウスの音楽と物語との出会いなど
知的好奇心を刺激する話題が展開される。
続いて登場するのは1900年代前半に活躍したカイ・ニールセン!
大判本の紙面を大きく使って紹介される数点の絵の素晴らしさといったらこれがもう!
ジャポニズム、オリエンタリズムも相まって
少女時代にうっとり眺めた山岸凉子の巻頭カラーかっ!と
突っ込みを入れたくなる繊細な美しさなのだけれど、
どう考えてもこちらが先輩?!これも一種の“先取りの剽窃”というやつかしら?
その他にもキノコの帽子をかぶったこびとでお馴染みのエルサ・ベスコフや
ディズニー“白雪姫”とも縁が深いというグスタフ・テングレンなど
今回初めて絵と名前が一致した画家もいれば、
思わず目を見張った初めましての画家も。
もちろんムーミンやニルスも登場する。
いやーホント、このシリーズ、
本当に眺め甲斐があってうっとり。
はまっています。
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本も食べ物も後味の悪くないものが好きです。気に入ると何度でも同じ本を読みますが、読まず嫌いも多いかも。2020.10.1からサイト献本書評以外は原則★なし(超絶お気に入り本のみ5つ★を表示)で投稿しています。
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- 出版社:パイインターナショナル
- ページ数:0
- ISBN:9784756246929
- 発売日:2015年10月13日
- 価格:3132円
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