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風竜胆さん
風竜胆
レビュアー:
あなたも、進撃してみませんか!w 0円だったので、ついキンドルにダウンロードして、アホな書評を書いてしまいました。女子部のみなさん、見捨てないでw
 このタイトルのあほらしさと、価格が0円だったことで、つい出来心?でキンドルにダウンロードしてしまった「進撃の童貞」(関上直人)。

 著者は、失敗を続けながらも、28年もの年月をかけて遂に童貞を卒業したという。本書は、そんな著者が書いた、童貞を卒業するための奮闘記だ。もちろん、タイトルから推察されるように「アホ本」である。読んでいるうちに、だんだんとあほらしくなってくるのは間違いない。そもそも、誰が他人の童貞喪失記などに興味を持つのか。それにしても、そんなことで本を一冊書いてしまった著者は、ある意味すごいかも。

 ところで世の中には「失敗に学べ」という言葉がある。どんな本からでも教訓を得るのが、本読みの私の意地。本書から学べるのは、女の子から「彼氏」ではなく、「お友達」と思われたらその先に行くのは難しいということだ。(こんなことを学んでどうする!)そして、世の中の女子諸君。決して男を「友達」と思ってはいけない。連中は、心の中で、チャンスを淡々とが狙っていることは、まず間違いないのだ。その行き違いが悲劇を呼ぶこともある。でも、危ないと思ったら先手を打って、早々と「友達」宣言をしてしまうというのもひとつのテクニックなのかもしれない。

 著者がめでたく童貞を卒業できたのは、飲んでいるときに、会社の社長から「今日童貞捨ててこい!」と言われて、風俗に行ったかららしい。社長、すばらしい!(笑)。ところが相手をしてくれたのは、40代の女性。

「この場は勉強。そう僕は勉強しにここにきているんだ」

と自分に言い聞かせながらも、しっかりやることはやる。なんだか悲哀感が漂ってくる。しかし、これだけで満足するような著者ではなかった。今度は素人童貞を卒業しようと、SNSを活用して相手探しに精出すのだ。

 いっそこのまま童貞道の進撃を続けて、仏門にでも入ったらよかったのにと思ったのは、私だけではないのではなかろうか。今の時代、たぶん坊さんたちの間でも貴重な存在だろうから、栄耀栄華は思いのまま(なわけないか)。(笑)

 なお、本書には、購入特典というものが付いている。なんと、無料で「童貞相談」というのをやってくれるそうだ。う~ん。童貞で悩んでいる人には役に立つかも。いや、責任は持ちませんが。
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風竜胆
風竜胆 さん本が好き!免許皆伝(書評数:2795 件)

昨年は2月に腎盂炎、6月に全身発疹と散々な1年でした。幸いどちらも、現在は完治しておりますが、皆様も健康にはお気をつけください。

読んで楽しい:22票
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この書評へのコメント

  1. 風竜胆2015-06-30 12:45

    私はもうおなかいっぱいなので、誰か続編のレビューをお願いしますw
    一応登録しておきましたww

  2. 風竜胆2015-06-30 22:54

    これの一つ前の書評との落差をお楽しみくださいw

  3. 風竜胆2015-07-04 11:53

    そういえば、青空文庫を除くと、これがキンドル本書評の第1号とは・・・トホホ
    それにしても、キンドルは書評が書きにくいなあ。

  4. No Image

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