有坂汀さん
レビュアー:
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細かいお金を気にするブッダと、衝動買いが多いイエス。そんな”最聖”コンビが送る立川デイズを描いたコミックスです。この作品が生まれたのはひとえに日本という土壌があったからで、大笑いしつつしみじみします。
この漫画を初めて読んだのは2010年ごろのことでしたが、ブッダとイエスが立川でバカンスを送るぶっ飛んだ設定で有名な『聖☆おにいさん』。の設定がまずつっこみどころ満載で、宗教にうるさい国ならまず発表は無理だと思います。その「最聖コンビ」が無事に世紀末を乗り切ったということで、なぜか東京の立川にボロアパートをルームシェアしてまったりとした日々を送る。その彼らの日常をコメディタッチで描いた漫画です。
お金の出費にうるさいブッダと衝動買いの多いイエス。こういうところでも笑いどころ満載ですが、僕が好きなのは彼らが着ているTシャツでそのほとんどはブッダが趣味のシルクスクリーンで作ったものなのですが、そこに書かれている言葉が
「善いサマリア人」(イエス)
「仏の顔×3」(ブッダ)
など、仏教やキリスト教にまつわるネタが頻出していて僕は思わずぷっと笑ってしまいました。
脇を固めるキャラクター達もお互いの世界から登場しており、バカンスを送るブッダとイエスを翻弄する様子も、大変ツボに来るのです。
お金の出費にうるさいブッダと衝動買いの多いイエス。こういうところでも笑いどころ満載ですが、僕が好きなのは彼らが着ているTシャツでそのほとんどはブッダが趣味のシルクスクリーンで作ったものなのですが、そこに書かれている言葉が
「善いサマリア人」(イエス)
「仏の顔×3」(ブッダ)
など、仏教やキリスト教にまつわるネタが頻出していて僕は思わずぷっと笑ってしまいました。
脇を固めるキャラクター達もお互いの世界から登場しており、バカンスを送るブッダとイエスを翻弄する様子も、大変ツボに来るのです。
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有坂汀です。偶然立ち寄ったので始めてみることにしました。ここでは私が現在メインで運営しているブログ『誇りを失った豚は、喰われるしかない。』であげた書評をさらにアレンジしてアップしております。
書評一覧を取得中。。。
- 出版社:講談社
- ページ数:134
- ISBN:9784063726626
- 発売日:2008年01月23日
- 価格:580円
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