efさん
レビュアー:
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皆さんはどんなしおりを使っていますか?
しおりであります。読書には不可欠。絶対必要。図書館の本を借りると時にドッグイヤー(ページの端を折り返す)の跡があることがありますが、あれは自分の本でも絶対にやりません(ましてや図書館本ならなおさらのこと)。読み始める前に必ずしおりを用意してから読書開始です。
昔は紐のしおりがついている本が多かったのですが、今はハードカバーに時々ついている程度で、文庫だと今でもついているのは新潮文庫位ですかね?(最近、新潮文庫買っていないのでもしかしたら無くなっている?)。まあ、紐のしおりをつけるのも結構な手間なのだそうで、消えていくのもやむを得ないのかもしれません。代わりに文庫だと紙の栞を挟んでくれていることもあるけれど。
書店が独自のしおりをつけてくれることもありましたけれど、最近ネット通販でばかり本を買っているのでそれも現在はどうなのか不明であります(町中の普通の書店だと自分が欲しい本を置いていないことが圧倒的に多いんですよねぇ。それなりの大型書店に行かないと……)。
ということで、私はもっぱらこれまでにもらった(本についてきた)紙のしおりを溜めてそれを使い回しております。金属製のしおりもいくつか持っているのですが、あれ、見た目はきれいでもちょっと使いにくかったりもします。ブックダーツという、矢の形をしたページにはさむしおり(缶入り)も持っているのですが、これ、読んだ行の上にページを挟むようにして止めるタイプで、どこまで読んだのかを示せるのは良いのだけれど、やはりページを挟む構造のために本を痛めるので使わなくなっちゃいました。
ブックカバー自体に紐しおりがついているものも使っているんですが、家で読書する場合はブックカバー使いませんし、外に持ち出す時も何故かブックカバーのポケットに紙しおりを何枚か入れておいてそちらを使ってしまうんですよねぇ。
ということで、本書は明治、大正期から使われたしおりについてのグラフィック本です。レトロなしおりが沢山紹介されております。多いのは『乙女』、『女性』デザインのしおりでしょうか。中原淳一らのイラストが使われた紙しおりです。
やはり昔から女性はしおりを挟んで本を沢山読むというイメージだったのでしょうか?
また、企業の宣伝しおり、イベントのしおりなども多々掲載されています。知らない商品のものが多かったりして、へぇ~と見入ってしまいました(脱毛剤の宣伝しおりなんかもあるんですよ)。
映画の封切りとタイアップしたしおりも色々あったんですね~(俳優さんや作品はほとんど知らないのですが)。
また、これも結構多いのが、しおりに時間割やカレンダーがついているタイプ。解説では、しおりはどうしても捨てられてしまうことが多かったため、長く使ってもらえるようにこのようなものがつけられたのだとか。特に企業宣伝しおりだと長く使ってもらいたいという要望は多かったのかもしれませんねぇ。
ということで、こんなデザインのしおりがあったのか~とレトロに楽しめる一冊でございます。
読了時間メーター
□□□ 普通(1~2日あれば読める)
昔は紐のしおりがついている本が多かったのですが、今はハードカバーに時々ついている程度で、文庫だと今でもついているのは新潮文庫位ですかね?(最近、新潮文庫買っていないのでもしかしたら無くなっている?)。まあ、紐のしおりをつけるのも結構な手間なのだそうで、消えていくのもやむを得ないのかもしれません。代わりに文庫だと紙の栞を挟んでくれていることもあるけれど。
書店が独自のしおりをつけてくれることもありましたけれど、最近ネット通販でばかり本を買っているのでそれも現在はどうなのか不明であります(町中の普通の書店だと自分が欲しい本を置いていないことが圧倒的に多いんですよねぇ。それなりの大型書店に行かないと……)。
ということで、私はもっぱらこれまでにもらった(本についてきた)紙のしおりを溜めてそれを使い回しております。金属製のしおりもいくつか持っているのですが、あれ、見た目はきれいでもちょっと使いにくかったりもします。ブックダーツという、矢の形をしたページにはさむしおり(缶入り)も持っているのですが、これ、読んだ行の上にページを挟むようにして止めるタイプで、どこまで読んだのかを示せるのは良いのだけれど、やはりページを挟む構造のために本を痛めるので使わなくなっちゃいました。
ブックカバー自体に紐しおりがついているものも使っているんですが、家で読書する場合はブックカバー使いませんし、外に持ち出す時も何故かブックカバーのポケットに紙しおりを何枚か入れておいてそちらを使ってしまうんですよねぇ。
ということで、本書は明治、大正期から使われたしおりについてのグラフィック本です。レトロなしおりが沢山紹介されております。多いのは『乙女』、『女性』デザインのしおりでしょうか。中原淳一らのイラストが使われた紙しおりです。
やはり昔から女性はしおりを挟んで本を沢山読むというイメージだったのでしょうか?
また、企業の宣伝しおり、イベントのしおりなども多々掲載されています。知らない商品のものが多かったりして、へぇ~と見入ってしまいました(脱毛剤の宣伝しおりなんかもあるんですよ)。
映画の封切りとタイアップしたしおりも色々あったんですね~(俳優さんや作品はほとんど知らないのですが)。
また、これも結構多いのが、しおりに時間割やカレンダーがついているタイプ。解説では、しおりはどうしても捨てられてしまうことが多かったため、長く使ってもらえるようにこのようなものがつけられたのだとか。特に企業宣伝しおりだと長く使ってもらいたいという要望は多かったのかもしれませんねぇ。
ということで、こんなデザインのしおりがあったのか~とレトロに楽しめる一冊でございます。
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□□□ 普通(1~2日あれば読める)
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幻想文学、SF、ミステリ、アート系などの怪しいモノ大好きです。ご紹介レビューが基本ですが、私のレビューで読んでみようかなと思って頂けたらうれしいです。世界中にはまだ読んでいない沢山の良い本がある!
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- 出版社:国書刊行会
- ページ数:200
- ISBN:9784336053701
- 発売日:2011年11月20日
- 価格:3675円
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