死を笑う: 落語ととむらい



古典落語には、葬式を題材にした噺が数多く、人が死ぬことを「おめでたくなった」といい、骸骨も踊り出し、墓場では幽霊が出没、焼場や埋め墓を舞台にした話がしばしば登場しているそうです。その一端を一席・・・
この本は、第一部に「江戸落語編」、第二部に「上方落語編」の二部構成となっていて、それぞれの特色をその…

本が好き! 1級
書評数:778 件
得票数:15468 票
後期高齢者の立場から読んだ本を取り上げます。主な興味は、保健・医療・介護の分野ですが、他の分野も少しは読みます。でも、寄る年波には勝てず、スローペースです。画像は、誕生月の花「紫陽花」で、「七変化」ともいいます。ようやく、700冊を達成しました。



古典落語には、葬式を題材にした噺が数多く、人が死ぬことを「おめでたくなった」といい、骸骨も踊り出し、墓場では幽霊が出没、焼場や埋め墓を舞台にした話がしばしば登場しているそうです。その一端を一席・・・
この本は、第一部に「江戸落語編」、第二部に「上方落語編」の二部構成となっていて、それぞれの特色をその…




2023年3月28日に亡くなった、坂本龍一を追悼した「総特集」です。
坂本龍一、って何者なのか?亡くなってから、10か月で出されたこの「総特集」には、46人もの筆者がそれ…



あるロックバンドの、作詞・作曲者であり、ボーカル担当、ギタリストでもある筆者の全作詞(詩)とのことです。未発表のものもあるということですが、それにしても膨大な量に圧倒されました。
これまで歌というものは、曲と詞があることによって成り立っている、と思ってきた者にとって、詞だけを独立…




20歳で、ポーランドを出てから、亡命と客死が運命づけられた「ピアノの詩人」ショパンの生涯を、現地取材をして書いた本です。ワルシャワのワジエンキ公園にあるショパン像を見たことがあり、感慨深く読みました。
この本から、ショパンの生涯を、音楽年表的に辿ると次のようになります。 1810年 3月1日生ま…



元朝日新聞記者である筆者が、これまで、国内をはじめ、ブラジル、スペイン、米国の特派員として赴任した土地で出会った歌の中で、広く愛唱されているものを取り上げ、その成り立ちを探って書いたのが、この本です。
この本で取り上げている歌は、次の21曲です。 序 章 日本人の歌:赤とんぼ 第1章…



本の題名になっているのは、筆者作の「自由律俳句」です。十七音、切れや韻律、季題や季語などにとらわれない短詩形がどこまで受け入れられるか、はじめて出会った、自由律に挑戦しました。
この本は、3編のエッセイと3部に分けて詠まれた151句が収められています。 エッセイは、筆者の人生…




2014年に83歳で死去した、映画俳優の高倉健。100本余りのインタビューテープから書き起こした、友人や仲間に送ったエールをまとめた本です。いわば、断片的な「オーラル・ヒストリー」といえます。
その生涯に、205本の映画に出演したほか、数多くのCMに登場し、話題を提供した高倉健の実像は、あまり…




欧米諸国の中で、文学、絵画、音楽、建築、バレエ、映画、ファッション、料理などの文化・芸術、哲学や経済学などの分野まで、”フランス”に片思いと憧れを感じ、心を揺さぶられてきた、といっているのは著者です!
著者は、1943年生まれ、小樽商科大学卒。京都大学名誉教授、労働経済学、公共経済学が専攻だそうですが…




「本の雑誌 今年のベスト3 1990~2017」とありますので、この27年間以上にわたって筆者が書いた(と思われる)エッセイの再録です、種々雑多・複雑怪奇な話題を取り上げて書かれている大冊です。
いろんな切り口から書かれていますが、ここでは、自分の住んでいる町について書いていることを取り上げよう…




今月の特集は、人気番組「ブラタモリ」これを「『つたわる科学』のつくりかた」という切り口で、取り上げています。どのように展開しているのか? 興味津々です。
「ブラタモリ」は一般視聴者にもてているばかりか、2011年の日本地理学会賞受賞を皮切りに、国土地理院…



東京都青梅市で生まれ育ち、人生の目標を二十歳の頃に立て、専門学校に進み、パチンコで勝ち続け「楽して生きるのがいちばん」という掟を守り、多摩にある大手OAメーカーの代理店に就職した若者の今を語ります。
筆者の経歴を自分史風に書くと、次のようになります。 1970年 東京都生まれ、高校、専門学校卒業後…