龍盤七朝 ケルベロス 壱




いいから早く2巻を出せ!!
メディアワークス文庫立ち上げのために用意された作品群の一つ。そのことからもかなり期待されていた作品だ…

本が好き! 2級
書評数:13 件
得票数:138 票
大阪で公立高校の教員をしています。担当は国語。国語以外の話の方が多いと評判。




いいから早く2巻を出せ!!
メディアワークス文庫立ち上げのために用意された作品群の一つ。そのことからもかなり期待されていた作品だ…



このサイトにやってくる人々はこの本のどこか1章に「必ず」興味を持てるはず。日本語を取り扱う上で、問題になってきた様々なことに挑戦してきた人と歴史が俯瞰できる。
まず暴論から入ると、「舟を編む」さえこの本の1章に過ぎない。あれは大言海の大槻先生の話が元ネタではな…




『どうして私の顔は日本人のように平坦ではないのだろう。とても悲しい。』こういう悩みを持つ若い外国人女性が増えているらしい。その理由は本書で。
チャーチルの「もっと早く言ってくれれば良いのに」は眉唾らしいが、それをおいても日本の国際的イメージは…




19世紀は冒険と発見の世紀だった。それは20世紀前半まで続き、アメリカが月に到達した時点で一段落した。だが、フロンティアは失われたわけではなかった。世界はまだ十分に調べ尽くされてはいない。
21世紀は心の世紀だとカウンセリングの先生が言った。コンテンツビジネスの時代ですと経済評論家が言った…





自分の住んでいる町が、実はファンタシーの舞台だった。そう私に教えてくれた「新世界への扉」となった絵本。
メーテルリンクの『青い鳥』は「青い鳥はお家にいたのでした」と結ばれる。ファンタシーの基本である。どん…





見たことが無いのになぜか懐かしい景色。心の奥底で眠っている知らない記憶。そんな世界をイバラードと名付けて、画家は絵を描いています。
最初にはっきりと申し上げておきます。私は関係者です。大変私情の交じった紹介になるだろうことを、あらか…





「コロボックル物語」でも「借りぐらしのアリエッティ」でも「ホビットの冒険」でもない。新しい「小さな人」のお話。お子様向けの印象はない。
まず、作者の絵の魅力。漫画にとって大きなポイントだが、小人の頭身の低さとは相反して、背景の草木、石や…




コンピュータが人間に寄り添う知性となるには何が必要か、についてAI研究者「だった」筆者がまとめたエッセイ。ただし一部読者には魔法がかかります。
本書は文庫化されていて、そちらには増補もされているので、今更こちらを読む意味はあまりないかも知れない…




書評は本がなくてはかけないし、本は文字がなければ、そして言語がなければかけないので、本読みの興味はここに来る・・・はず・・・?
言語がどのようにして生まれ、発達してきたのか、自覚的に本を読む人なら関心のないテーマであろうはずがな…




この本に載っているようなことをしていると、不審者として通報される恐れが多分にあります。読むだけにとどめておく方が無難です。
私自身、学生の頃から路上観察を楽しんできた関係で、この手の「普通の人が見ないところを見る楽しみ」を実…





学校の図書館にこのシリーズを置いてもらったら、生徒が一人、鳥取環境大学に進学してしまった。こんな形で生徒の人生を左右するとは思わなかった。反省はしていない。
文章に堅苦しさは全くない。ほとんど会話体というか、講義というか、一人語りというか、小林教授のお話を聞…





実は教科書として使いたかったのですが、諸般の事情であきらめました。文一総合出版の担当者の方、その節はお世話になりました(笑)
大阪のとある高等学校でバードウォッチングを取り入れた授業を企画している。実技はともかく、バードウォッ…





ポケット図鑑で物足りなくなった人、こちらがおすすめです。
鳥を撮影し始めてそろそろ10年近くになり、ポケット図鑑では物足りなくなってきた。 別に自分が見た鳥…