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allblue300 さん

本が好き! 1級
書評数:1820 件
得票数:18428 票

本は飲みもの。一日一冊飲む本読みです。朝は珈琲を飲み、昼は本を飲み、夜は芋焼酎を飲む。積ん読山が高くなる一方で悩ましい... 晴耕雨読の暮らしを夢見る四十代。よろしくお願いします。

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喪失の国、日本―インド・エリートビジネスマンの「日本体験記」

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喪失の国、日本―インド・エリートビジネスマンの「日本体験記」

インドの寂れた本屋で偶然手にした一冊の本。それはインドのあるエリートサラリーマンが綴った日本滞在記だった。この『喪失の国、日本』で繰り広げられるインドと日本の生活習慣の違いには驚かさせることばかりだ。

インドのエリートビジネスマンが残した日本体験記。市場調査会社に勤めていたシャルマは、一九九二年に来日…

投票(7コメント(0)2016-01-25

大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇

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大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇

太平洋戦争中、大本営の情報参謀としてアメリカの作戦を的中させて名を馳せた堀栄三が、その体験を回顧したものがこの『大本営参謀の情報戦記』です。副題の「情報なき国家の悲劇」が意味するところは何であるのか。

本書の特徴は、一人称を排して「堀」という主語で通していること。この本の誕生に大きな役割を果たした保阪…

投票(8コメント(0)2016-01-22

新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方

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新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方

迷った時の駆け込み寺はあったほうがいいと思いませんか?私にとって佐藤優はそのような存在です。佐藤優という赤鬼に池上彰という金棒が加わったら怖いものなし。というわけで『新・戦争論』を手に取ってみました。

迷った時というと語弊があるかもしれませんが、本を読んでいると判断に迷う時はあります。その道に精通して…

投票(2コメント(0)2016-01-20

なぜ「イスラム国」は日本人を殺したのか

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なぜ「イスラム国」は日本人を殺したのか

副題に「世界の裏側で起きている本当のこと」とある通り、イスラム国だけに焦点を当てたものではありません。丸谷元人が気になったので、まずはこの『なぜ「イスラム国」は日本人を殺したのか』を手にしてみました。

丸谷元人、通訳翻訳業務に従事した後、国際派ジャーナリスト、海外でのセキュリティ・コンサルタントとして…

投票(7コメント(2)2016-01-18

ユダヤ人とは誰か―第十三支族・カザール王国の謎

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ユダヤ人とは誰か―第十三支族・カザール王国の謎

ミロラド・パヴィチの『ハザール事典(女性版)』を読んで謎の民族ハザールに興味を持ちました。ユダヤ人の九割はハザール人だという説を目にしたからです。そこで、この『ユダヤ人とは誰か』を読んでみたわけです。

著者のアーサー・ケストラーはハンガリー生まれのアシュケナージ・ユダヤ人です(アシュケナージについては…

投票(13コメント(2)2016-01-04

世界を変えた10冊の本

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世界を変えた10冊の本

池上彰が独断で選んだ「世界を変えた」十冊の本。恥ずかしながらまともに読んだことがある本は一冊もない。宗教、経済、環境と大雑把に分類できる。死ぬまでに、いや、早めに読んでおかなければならない本ばかりだ。

『アンネの日記』からミルトン・フリードマン『資本主義と自由』まで。最も気になるのは『イスラーム原理主…

投票(11コメント(0)2015-12-29

まだGHQの洗脳に縛られている日本人

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まだGHQの洗脳に縛られている日本人

自分で調べてみる、考えてみる「きっかけ」にする本としては良いかなと。新たな視点として取り込んでおきたい情報があるだけに筆致の乱暴さが残念です。やや過激すぎる。このまま鵜呑みにする本ではないと感じます。

ケント・ギルバートの本は初めてです。その昔「世界まるごとHOWマッチ」という番組があり、回答者の一人…

投票(10コメント(0)2015-12-22

動乱のインテリジェンス

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動乱のインテリジェンス

佐藤優と手嶋龍一の対談。日本最強の外交的知性がぶつかり合った高カロリー対談という表紙折り返しの紹介に笑った。二人のインテリジェンス漫才の行間に、ためになることが散りばめられている。存分に刺激的な一冊。

それにしても、帯を飾る佐藤優が何とも初々しい(笑)濃紺のスーツ、まっ白なワイシャツ、えんじ色のネクタ…

投票(4コメント(0)2015-12-08

なんにもないけどやってみた――プラ子のアフリカボランティア日記

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なんにもないけどやってみた――プラ子のアフリカボランティア日記

坂之上洋子さんの『犬も歩けば英語にあたる』を読んで日本を飛び出した栗山さやかさん。無防備で飛び込んだアフリカで見たこと、体験したこと、感じたことを綴ったブログ「プラ子旅する。」をまとめた一冊。

坂之上洋子さんの『犬も歩けば英語にあたる』が栗山さやかさんに影響を与えたように、この『なんにもないけ…

投票(8コメント(0)2015-12-05

揺れる大欧州――未来への変革の時

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揺れる大欧州――未来への変革の時

揺れる大欧州は、一丸となって問題解決に当たることができるだろうか。EUは、英国は、強い大欧州を作ることができるだろうか。英国の知識人が、反EUの声が上がる英国世論を強く牽制する論陣を張る。

元ケンブリッジ大学教授、現在は上院議員、現代社会学の泰斗アンソニー・ギデンズ。ウェーバー、マルクス、…

投票(5コメント(0)2015-12-03

世界飛び地大全―不思議な国境線の舞台裏

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世界飛び地大全―不思議な国境線の舞台裏

他国の領土によって本土から隔絶された場所、飛び地。本書は飛び地に魅せられた著者が送る飛び地大全だ。後半は飛び地ではない世界に脱線するものの、ここまでやれば立派なもの。変態として評価したい。

息子は高校受験を控える中学三年生。部活動を引退してからは塾に通い、順調に成績を伸ばしている。世の中に…

投票(12コメント(0)2015-12-02

アレの名前大百科

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アレの名前大百科

世の中には知っているのに知らないことがたくさんある。よく見るアレ、よく使っているアレ、馴染みのアレ、なのにアレの名前がわからない!(笑)アレの名前がわかる上に別のお楽しみも。一粒で二度おいしい一冊。

みかんの皮についている白いアレってなんだろう。生卵についている白いアレってなんだろう。タクシーの屋根…

投票(15コメント(0)2015-11-09

ネオ・チャイナ:富、真実、心のよりどころを求める13億人の野望

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ネオ・チャイナ:富、真実、心のよりどころを求める13億人の野望

著者は雑誌「ニューヨーカー」の中国特派員を八年間務めたエヴァン・オズノス。本書は処女作でピュリツァー賞の最終候補となった作品。中国の「富」「真実」「心のよりどころ」を描く虫瞰のノンフィクション。

著者は中国で八年間暮らし、中国で野望の時代が形作られていく様を目の当たりにしてきた。多くを手に入れて…

投票(6コメント(0)2015-11-08
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