はるほん

はるほんさん

本が好き! 1級
書評数：684 件
得票数：20031 票

歴史・時代物・文学に傾きがちな読書層。
読んだ本を掘り下げている内に妙な場所に着地する評が多いですが
おおむね本人は真面目に書いてマス。

年中歴史・文豪・宗教ブーム。滋賀偏愛。
現在クマー、谷崎、怨霊、老人もブーム中
徳川家茂・平安時代・暗号・辞書編纂物語・電車旅行記等の本も探し中。

秋口に無職になる予定で、就活中。
なかなかこちらに来る時間が取れないっす…。

2018.8.21

書評（684）

「ぼうず丸もうけ」のカラクリ

♪ワタシ坊さんです　お寺はニコニコ現金払い　ボウズマルモウケって言うじゃな～～い？（ふるっ）

「坊主丸儲け」──よく聞く言葉である。寺に税金がかからないことくらいは自分も知っているが、じ…

投票(39）コメント(0)2017-05-20

冥途の旅はなぜ四十九日なのか

タイトルの解答は評の最後にｗ

「数学者が読み解く仏教世界」とあるだけに数字を追求した仏教観というのが面白い。坊さん著なら元…

投票(37）コメント(0)2017-05-09

こころ

アダルトチルドレンなキャラ達に興味はないが、少しオトナになった先生に興味。

漱石の代表作とも名高い「こゝろ」は３章構成。　①「先生」をマジリスペクトする「わたし」　②倒…

投票(39）コメント(2)2017-04-27

灰色のバスがやってきた―ナチ・ドイツの隠された障害者「安楽死」措置

ナチがドイツがという話では、ない。

T4(ティーフィア）作戦優生思想によってドイツで行われた、安楽死計画のことだ。末期患者や身体…

投票(37）コメント(0)2017-02-22

行人

明治文豪にツッコめ祭　先生の「ロード／第1章～4章」BGM:ハーモニカ

まだ「こころ」と「明暗」を残しているが、ひょっとして漱石作品で一番好きになるかもしれない、と思う…

投票(36）コメント(2)2017-01-13

不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か

通訳者だからこその「通訳者にしか通訳できない本」なのかも？

普段エッセイ系の本はあまり読まないのだが (単純に他に読みたいものがあるので手が回らない）オ…

投票(33）コメント(2)2016-09-25

葉隠 (まんがで読破)

漫画で読める武士DO★

文字通りマンガで文学を読める「まんがで読破」シリーズ。ドレにするか悩んだ末、本では読み辛そうなこち…

投票(22）コメント(0)2015-12-01

世界の[宗教と戦争]講座

日本人って、実はいーかげん？

宗教本が好きである。別に宗教かぶれしている訳ではないが、国家や民族の歴史を見る際宗教の影…

投票(33）コメント(4)2015-03-19

天平の甍

繰り返す。主人公は鑑真ではない。

読みやすい小説かというと、どちらかと言えばNOだろう。キャラの感情よりも、淡々とした歴史語りが多…

投票(36）コメント(5)2015-02-13

なぜ脳は、ヘンな夢を見るのか？

脳は頑張ってるのねえ。（お前も頑張れよ）

「夢は記憶の整理をするために見ている」と聞いたことがある。うむ、何を見てもスケベかマザコンになる…

投票(31）コメント(2)2014-11-19

理工学部卒のお坊さんが教えてくれた、こころが晴れる禅ことば

電子世界で禅寺へ。行ってみたいと思いませんかうふっふー♪

以前から禅にちょっと興味があった。小さい頃に天台宗の幼稚園に通っていて（家は天台宗じゃないが・笑）…

投票(18）コメント(1)2014-11-04

藪の中

個人的アクティ祭！その6。

事件名：某山中強姦及び殺人事件概　要：旅の最中、妻が暴行を受けた後行方不明になり、その夫が殺害さ…

投票(29）コメント(4)2014-08-02

風の中のマリア

ぼんきゅっぼんの締まったボディーは、彼女の最大の魅力であり武器でもある。

主人公の名はマリア。彼女はアストリッド帝国の女王の娘であり、トップクラスの戦士でもある。 …

投票(30）コメント(0)2013-08-25

日本人には謎だらけのキリスト教

神様の本名知ってます？

「聖☆おにいさん」という漫画がある。ブッダとイエスが立川のアパートに同居しているというギャグ漫画…

投票(29）コメント(6)2013-06-07

なぜ、脳は神を創ったのか?

グーグル先生と一緒に読んでみた。

この本で何が印象に残ったかって目にも痛いドピンクのカバー表紙だ。ページを読んでいても、目の端…

投票(26）コメント(6)2013-05-07

三井の晩鐘

読んで20年も経ってから、梅原猛作品だと気が付いた。

珍しく絵本。と言っても、手元にない本なのだが。表紙には左目だけの竜と、赤子を抱いている男…

投票(21）コメント(10)2013-04-06

ほんとうは怖い沖縄

うちなーんちゅ２世が書いた、でーじ不思議な沖縄。

先祖崇拝の強い沖縄ではニライカナイ(＝海の彼方にある別天地）や台所に祀るヒヌカン（＝火ヌ…

投票(24）コメント(0)2013-01-25

隣のアボリジニ小さな町に暮らす先住民

ふむふむ、と人をその気にさせておいて（？）終章で「現地の言葉＝真実と言う訳ではない」と結ぶあたり人類文化学の講義のようで、興味深い問題提起だ。

「隣のアボリジニ」は小説ではなく上橋さんのもう１つの顔、人類文化学者としてのフィールドワーク…

投票(12）コメント(0)2012-12-12