虐殺器官
早世の天才が遺した名作。
ハーモニーを読んでから虐殺器官がその前の時代を描いた作品であることを知ったので読んでみました。 …
本が好き! 2級
書評数:19 件
得票数:176 票
とりあえず興味あれば読みます。勧められたら読んでみようって思う流され体質。
なので積読がいつもたくさん。
あと、写真集も好きです。
早世の天才が遺した名作。
ハーモニーを読んでから虐殺器官がその前の時代を描いた作品であることを知ったので読んでみました。 …
人々が自分の生活を健康をそのほとんど全てを管理するために外注し優しさと思いやりだけの恐怖も痛みも無くなった世界に抗い続けた少女だった2人の物語。ユートピアの臨界点。
人類は<大災禍>と呼ばれる世界的な混乱を経て、医療経済を核にした生命至上主義である社会を築き上げ…
外に出てみれば目の前で起こってる事が唯一現実であり、情報ではなく体験として知識になる。
09年に開高健のノンフィクション賞を受賞した本作品。 著者の聡明でまっすぐな眼差しを通して…
元ニートの王弁とその師匠であり仙人の僕僕との唐代中国のファンタジー冒険物語
唐代中国を舞台にしたニートでぐうたらな王弁。それを見かねた父親にある日仙人に会いにいけと言われ行っ…
すべてを失った後に残るものとは。
友人の「鼠」から送られてきた北海道の牧場の写真に 背中に星の形の印が入った羊がいる所から主…
本を読む事の意味とは自分を作り、鍛え、広げる行為である。
最近、私の中では新書ブームであります。 この間一冊の新書を読んだ時に新書とは著者が真摯…
新書ベストセラー!!って事で読んでみました。会話の心構えとコツ。
著者の阿川さんは「ビートたけしのTVタックル」でお見かけして、お嬢様っぽい感じとは裏腹に結構ぐ…
村上春樹訳。新装版なのか装丁が違うもので読みました。
私生活でなんやかんやと忙しかったせいで少しずつ読み進めていきました。 これはこれでまた…
詩と写真が絶妙にかみ合っている本。
この本の写真は鳥取でずっと写真を撮られていた植田正治さんの作品のものです。 近所の砂丘や子供を…
ギムレットにはまだはやい。
準古典としてもう定番中の定番ですね。 レイモンド・チャンドラー「ロング・グッドバイ」 …
1人の少女と1匹のネズミの恋の物語。
沖方丁のハードボイルドSFミステリー長編小説です。 「天地明察」が本屋大賞に選ばれて、もうすぐ…
ユーモア溢れる微グロポップな写真集。
とにかく興味深い!! タイトルの「はこぶねのそと」とその写真集の中身が相まって様々な想像を働か…
「1913年の刊行以来、最も広く読まれ、最もよく売れた小説の一つ」
そのように本の最後にある解説には書いていました。 フランスでは割と有名な小説だそうですが、 実際…
思考の純化のその過程。なんでもかんでも詰めればいいってものじゃない。
今更って感じですが読みました。 なるほど、初版が1984年なのに書かれている事は「考える」とい…
事件の方だんだん先読みできるようになってきてしまいましたが、古書についてはどんどん魅力的に(マニアックに)!!
店主の篠川栞子と店員の五浦大輔の関係もある程度落ち着いてきた所で最初のエピソードでは古書組合の話が出…
バイとオカマと女の友情エジプト旅行
主人公清瀬の昔のボーイフレンドの喬、そして喬の元恋人のおかまの日出雄。 ストーリーは喬…
ワンダーランド中国!!でもそこは20~30年前の日本にとても似ている。
まず、この写真集をぱらぱらとめくると 私たちの日常とのズレを感じてしまいます。 それは経済発展の…
失われた日本の風景。ノスタルジックであり、リアルな昭和を木村伊兵衛の視点を通して見る。
木村伊兵衛賞という写真の賞が日本にはあります。 本城直季さんと梅佳代さんが受賞された時に初めて知っ…
古本を買った後に以前はどんな人が読んでいたんだろうとか考えちゃう人は買いましょう。
最初はどんな本かと思いきや一気読みできるほど熱中してしまう本でした。 古書にまつわるストーリー…