新装版 ムーミン谷の彗星
「食べることもわすれるほど、しあわせになれるんだね」(スニフ)
トーヴェ・ヤンソン生誕100周年の限定版スペシャルカバーの文庫本を見つけて、思わず9冊大人買いしてし…
本が好き! 1級
書評数:79 件
得票数:532 票
初めまして。興味を抱いたら手に取ってみる、を信条に、ゆるりと読みます。ジャンルは雑多に。宜しくどうぞ。
「食べることもわすれるほど、しあわせになれるんだね」(スニフ)
トーヴェ・ヤンソン生誕100周年の限定版スペシャルカバーの文庫本を見つけて、思わず9冊大人買いしてし…
稀代のエンターテイナーによる軽妙なテンポの遣り取りに、ちりばめられたユーモアと知性、そして毒。
屋島をのぞむ石の町には、今日も石を刻む音が谺する。故イサムノグチが愛した空間に流れる贅沢な時間。
…念願叶って(?)、イサム・ノグチ庭園美術館に行った。本書はその最後に買ったもの。 本のレビュ…
多くの日本人を惹きつけてやまない、フェルメールの絵画たち。その根源たる描写を、丁寧に読み解く。
わたしは、フェルメールの絵画ではいっとう「青衣の女」が好きです。 壁に貼られた大きな世界地図。…
たかが顔、されど顔。そして中には、ニセ顔。思わずふふっと笑ってしまう写真たち。
たかが顔、されど顔。そして中には、ニセ顔。 60ショットを超える、生きもののカラー写真。 そのひと…
マツコ・デラックス氏の言うところの「引っ掛かった」人物なり出来事なり。
前作(「世迷いごと」)に続いて、人物評メイン、ところどころ時流や時事といった話題も散りばめつつ。 …
自らを愛憎相半ばする感情を以て「化物」と称し、どこまでも内に向かっていくメンタリティを持つ…という共通項を持ち、互いに理解しあっている「魂のふたご」たるふたりの遣り取りは純粋に面白い。
前作(「うさぎとマツコの往復書簡」(毎日新聞社))に引き続き、力のこもった一冊だったように感じます。…