兵士のハーモニカ――ロダーリ童話集





「現代版おとぎばなし」というだけのことはあって、どの物語からも子供時代に読んだ懐かしいおとぎ話の空気が漂ってくるんだけど、そこに黴臭さ・古めかしさはほとんどなくて、現代風がそよいでいます。
やっぱりロダーリさんの作品は好きだなぁ。 この本は短編集で一つ一つがとても短いので、さらっと読めち…

本が好き! 1級
書評数:581 件
得票数:1314 票
岩波少年文庫を中心に児童書を収集、読み進めています。 いずれは児童書中心のブックカフェを開きたいなぁ、な~んていうことを夢見ています。 宝くじが当たらない限り夢のまま終わってしまいそうだけど・・・・ ^^;
尚、ここに紹介させていただいている書評は私のブログ「Lothlórien」からの転載です。





「現代版おとぎばなし」というだけのことはあって、どの物語からも子供時代に読んだ懐かしいおとぎ話の空気が漂ってくるんだけど、そこに黴臭さ・古めかしさはほとんどなくて、現代風がそよいでいます。
やっぱりロダーリさんの作品は好きだなぁ。 この本は短編集で一つ一つがとても短いので、さらっと読めち…


「ヴィクトリア朝時代のエジンバラ」、しかも事件の舞台は「修道院」ということから KiKi が勝手に期待していた趣みたいなものがほとんど生かされていないお話になっちゃっているような気がしました。
う~ん、この第1作はかなりビミョーな作品かもしれません。 少なくとも KiKi はこの第1作を先に…




この本と「しばわんこの和のこころ 2 四季の喜び」の2冊をまとめて Review しています。
基本的に天邪鬼体質の KiKi は所謂ベストセラーと呼ばれる本をリアルタイムで読むことはほとんどあり…




岩波少年文庫で読了している「チポリーノの冒険」や「青矢号」、さらにはこの本と同じ光文社古典新訳文庫の「猫とともに去りぬ」のどれもが楽しい物語だったので、この本を読むのがとっても楽しみでした。
岩波少年文庫で読了している「チポリーノの冒険」や「青矢号」、さらにはこの本と同じ光文社古典新訳文庫の…



グレートブリテン及び北アイルランド連合王国、通称「イギリス」という呼び名の裏に潜む複雑な民族感情に思いを馳せる読書だったと思います。
ミステリーというやつにさほど親しんでこなかった KiKi にとって、献本でいただくミステリー本という…





今年も読了、指輪物語。 映画では丸々カットされている「ホビット庄の掃討」が味わい深い。 実はサムがもっともエルフ的な人物なのかもしれません・・・・。
第5巻ではまったく登場しなかったフロ・サム・コンビのその後から物語が始まります。 シェロブに襲われ…





メリー & ピピンの成長を感じます。 圧倒的なのはもちろん映画でも凄かったバトルシーンだけど・・・・。
KiKi はね、映画の「ロード・オブ・ザ・リング」も半端じゃなく好き & 気に入っているし、原作本の…





KiKi の積年の疑問、「どうしてフロドはゴクリを案内人として連れ歩くことを決意したのか?」に関して KiKi なりに考察してみました。
さて、前の巻(二つの塔 上巻)ではまったくといって出て来なかったフロ・サム・コンビですが、その穴埋め…





今回も地図とにらめっこの読書でした。 コレ、結構楽しい♪
実は KiKi がこの物語全体の中でもっとも好きなのはこの部分かもしれません。 ある意味で主役であ…





映画も良かったけれど、やっぱり原本は素晴らしい!!
第1巻は「1つの指輪の持つ力」が認識され、とにもかくにもこの恐ろしい物体をホビット庄から遠ざけること…





今年の夏の KiKi の壮大(?)なプロジェクト。 「中つ国神話探求」の中核をなす「指輪物語第1巻」を読了しました。
KiKi がこの版の「指輪物語」を購入したのはご多聞に漏れずあのPJの大ヒット映画「ロード・オブ・ザ…





「上巻」「下巻」の2冊をまとめて Review しています。
「ホビットの冒険」を読むのは本当に久しぶりでした。 「指輪物語」の方は、あのPJの映画「ロード・オ…





なかなか読みごたえのある一冊でした。 久々に「知識を得るための読書をしたなぁ!!」と感じます。
なかなか読みごたえのある一冊でした。 本の厚さ & 重さもさることながら、やはり KiKi にとっ…




わかっていたことだったけど、「やっぱり壱岐正は現実にはいなかった、フィクションだった」・・・・かな。
「不毛地帯」を読んでいる間にも何度も感じたことだけど、山崎豊子氏の描く「壱岐正」なる人物はあまりにも…




この巻はKiKiの大好きな「織田信長」で丸々1冊!
「日本の歴史上の人物の中で誰に一番惹かれるか?」と問われると躊躇することなく「織田信長」と答えてきた…




「キルトに聞いた物語」と「花かご揺りかご」の2冊をまとめて Review しています。
現在は絶版になってしまっている本ですが、KiKi はたまたま古本で入手してありました。 古本と言っ…




文句を言いつつもずっと読み続けている「逆説の日本史シリーズ」もとうとう9巻目です。
この巻はかなり楽しむことができました。 日本史を学生時代に学んでも「琉球史」に触れる機会は全くと言…



今までの中で一番読みやすかったかも。 「惣国」というもののことを全くと言っていいほど知らなかったので、「惣国一揆」と「一向一揆」のどこが根本的に異なるのか?を丹念に解説してくれていたのが有難かったです。
この巻は今までの中で一番読みやすかったかもしれません。 井沢節も未だ健在・・・・ではあるものの顕在…




ここまでくると、内容の評価如何にかかわらず、とりあえず最後まで読了してみたい気分・・・・。 著者があとがきで述べている「日本史全体がどういう形をしているか?」を紐解くというスタンスには共感を覚えます。
KiKi の日本史の知識の中でもっとも欠落しているのが「大正以降の近現代史」なんですけど、それに次ぐ…



恐らく KiKi がまだ高校生ぐらいの年代だったら、それなりに楽しく、ついでにちょっと驚きの目を瞠ってこのエッセイ集を読んだかもしれません。 でも、そこそこの経験を積んで大人になった今読むと・・・。
う~ん、かなりビミョーかもしれない・・・・・。 恐らく KiKi がまだ高校生ぐらいの年代だったら…