本が好き!ロゴ

閉じる
ポチいぬ

ポチいぬ さん

本が好き! 1級
書評数:131 件
得票数:1933 票

こっそり||ω')ノ

書評 4ページ目(131件中 61~80件目)

名画の言い分 数百年の時を超えて、今、解き明かされる「秘められたメッセージ」

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

名画の言い分 数百年の時を超えて、今、解き明かされる「秘められたメッセージ」

絵を見た時に、「素敵!」と目から心に繋がる回線と、「この絵の意図は?」と、目から理性に繋がる回線と、2つ同時に繋がる、マルチチャンネルなワタシになりたい。

美術館に行くのが好きです。首都圏に住むようになって嬉しかったことが、電車の乗車運賃だけ(笑)で大きな…

投票(10コメント(0)2012-04-24

父さんのからだを返して―父親を骨格標本にされたエスキモーの少年

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

父さんのからだを返して―父親を骨格標本にされたエスキモーの少年

民族特有の価値観が身につく前に故郷を奪われ、異文化の中にただ一人残された少年は、アイデンティティーの確立に苦しみます。彼の人生は、自らのアイデンティティーとの闘いであったように思えてなりません。

ちまさんの書評を読んで、書名のタイトルの中の「父親を骨格標本にされた」という部分が強烈に心に残り、手…

投票(15コメント(0)2012-04-15

チェスの話――ツヴァイク短篇選 (大人の本棚)

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

チェスの話――ツヴァイク短篇選 (大人の本棚)

危険なその一線を踏み越えなかったならば戻れたのに、日常に、平和の中に、そう思うから読後の私は悲しいのであり、悲しいと思うほどに「囚われた」彼らを愛してしまったのでしょう。

学生時代の一時期、とにかくみすず書房の本を読みまくった時期がありました。 学生時代、仕送りはアパー…

投票(11コメント(0)2012-04-11

食と健康の文化史―薬になる食べものの話

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

食と健康の文化史―薬になる食べものの話

「医食同源」の何が良いって、ただ食べるだけで良いところが、お得な感じがして良いのだと私は思います。豆知識や面白い知見がたっぷり記されているので、数ページ読むたびに「へぇー」とつい言ってしまう本です。

お花見には行かれましたか? 私は花冷えの日に行き、花を楽しんだまでは良かったのですが、時間に追われた…

投票(11コメント(2)2012-04-10

樹の中の虫の不思議な生活―穿孔性昆虫研究への招待

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

樹の中の虫の不思議な生活―穿孔性昆虫研究への招待

表紙は「レストラン 赤松」で樹液スープを飲むカミキリムシーーなんだか楽しそう。樹内菌農園で幼虫を育てる蜂に、自ら木を砕いて子育てする子煩悩なクワガタ。木の中の虫って、なんだかすごい……。

私は虫が苦手です。特に幼虫系が苦手です。 もう少し暖かくなると、夜な夜な懐中電灯と割り箸を持って花…

投票(16コメント(0)2012-04-04

ローマ人の物語 (5) ― ハンニバル戦記(下) 新潮文庫

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

ローマ人の物語 (5) ― ハンニバル戦記(下) 新潮文庫

ローマ的な戦後処理を全く思考方法が異なる国家に適応した結果が、ローマ自身に変革をもたらす過程が描かれているように感じます。その背後に浮かぶハンニバルの亡霊が、やがてカルタゴを滅亡へと導きます。

表紙カバーの銀貨はローマの2ドラクマ銀貨。ローマなのにギリシャっぽい銀貨なのは、その方が交易するうえ…

投票(8コメント(0)2012-04-03

ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中) 新潮文庫

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中)    新潮文庫

生涯ローマを敵とすることを誓い、その誓いのままにローマの喉元へと進軍するハンニバルの姿は鬼気迫るものがあります。未だに「恐怖」に対して「ハンニバル」という名前が付けられるのは伊達じゃないのですね。

3巻のカバーはカルタゴの金貨。表は豊穣の神タニト女神の横顔、裏は女神につきものの体格の良い馬。なんと…

投票(11コメント(0)2012-04-02
前へ12345次へ
4ページ目 131件中 61~80件目