能楽への招待



著者自身が能楽師です。日常的な所作をいかに非日常にするかという内界の探求。 たとえばどうすればコーヒーが上手く飲めるのか、そしてその動きに深淵を表象させるような。 能楽師にしか知り得ない内面性の解説書です
美術館が好きです。 もちろん展示されている美術にも興味があるのですが それよりも美術館という建築…
投票(12)コメント(1)2012-03-07

本が好き! 1級
書評数:44 件
得票数:392 票
本を読むのも眺めるのも積むのも
好きです
ストレス発散は書店に行き
素敵な本を買うこと
装丁の綺麗な本にひかれます



著者自身が能楽師です。日常的な所作をいかに非日常にするかという内界の探求。 たとえばどうすればコーヒーが上手く飲めるのか、そしてその動きに深淵を表象させるような。 能楽師にしか知り得ない内面性の解説書です
美術館が好きです。 もちろん展示されている美術にも興味があるのですが それよりも美術館という建築…



レコード・コレクターの蒐集力
著者のブレット・ミラノはボストン在住の音楽ライターです。 彼はコレクターでもあります。 レコード…





プラテーロは小さくてふんわりとした綿毛のロバ。私がやさしくプラテーロと呼ぶと笑いころげるような軽やかなあしどりでなんとなく牧歌的な鈴の音にも似たあしおとをひびかせながらかけよってくる。永遠を知る詩。



なぜその時代にその様な音楽が栄えたかについて解説されています。音と呼ぶ素材の中に営まれた人間生活の形成過程、音楽を創造した人間感受性の変遷の歴史としての面から書かれていて雄大な歴史書の味わいがあります