影法師





身分の低い立場から立身出生を果たした名倉彰蔵。二十余年ぶりに国許に帰った彼は、ひとりの友の死を知った。常に脳裏から消えなかった、磯貝彦四郎。文武に天賦の才をもった、友がなぜ?
はじまりは、名倉影蔵という武士が長い江戸勤めから、 国許に戻ったところからはじまります。 江戸家…

本が好き! 3級
書評数:13 件
得票数:47 票
神保町で働くマーケターです。
ビジネス書、歴史小説、マンガを読みます。





身分の低い立場から立身出生を果たした名倉彰蔵。二十余年ぶりに国許に帰った彼は、ひとりの友の死を知った。常に脳裏から消えなかった、磯貝彦四郎。文武に天賦の才をもった、友がなぜ?
はじまりは、名倉影蔵という武士が長い江戸勤めから、 国許に戻ったところからはじまります。 江戸家…





だれもが名前を知っている古典『論語』。実際に読んだひとは意外に少ないのではないでしょうか。この本は論語のなかから90の言葉をとりあげ、ひとつひとつ丁寧に読み解いていきます。入門におすすめです。
『論語』といえば、教科書にあった「子曰く」から始まる言葉を思い出します。 それぐらいポピュラーなのに…





『「伝える力」のアイデア帳』のタイトルのとおり、30のブランディングのアイデアがつまっています。でも、この本の価値はアイデアそのもの以外のところにあります。
著者の村尾隆介氏はユニークなコンセプトで事業を行っています。 「小さな会社のブランド戦略を手がけるコ…





老人は不思議な町に住んでいました。海のなかにあるその町は、海の水がだんだんとあがってきています。家が沈むと、家のうえに家を建てるのです。家を建てていたおじいさんはあるとき…。
インドのカシミール地方には、湖に浮かぶ家があります。 ハウスボートと呼ばれ、船のうえに建てた家にひ…





野球部ファンの老人から1000万円を託された高校生、七嶋。甲子園にいくまで使わないと誓ったのだが、甲子園を観戦するためにお金をつかいはじめる。そして、甲子園を観戦するひとびとから甲子園の真実を知る。





古代ローマ時代の風呂の設計技師が現代にタイムスリップするという設定が絶妙、 誇り高きローマ人が、日本人の風呂好き文化に衝撃を受けるさまに大爆笑。





「ドラゴン桜」の三田氏が描くと、高校野球の表も裏も丸裸に。甲子園で勝つために必要なことはなんなのか。
甲子園には魔物が棲む、という。 その正体は、球場なのか、観客なのか、それともおじけづいた自分の心な…





中学校の入学式で泣きじゃくる少年、蒼井由多香(あおいゆたか)。純粋すぎる歌への思いは周囲ともめることも。それでも歌い続ける。しかし、彼にはある秘密が…。
部活動マンガといえば、スポ根もののスポーツが主流でした。 しかし、メジャーなスポーツはすでにやりつ…





GIANT KILLING。それは弱者が強者に勝利する。下克上とも逆転劇とも言う。万年降格圏内のサッカーチームを率いる達海監督の手腕はいかに?
スポーツマンガのテーマは2つの方向に進んでいます。 いままでに取り上げられていなかったマイナー…





若いのに内向きで冒険心がない、といわれる典型的な日本人、青海空土が就職活動に失敗したために、海外で働く「在外公館派遣員」になるのだが…。





絶望的な環境に苦しむ弁護士が「今あるものに感謝できるようにならなければ、求めるものは手に入らない」という声に導かれ、毎日お礼状を書くようになっていく。そして次第に…。
mixi、twitter、facebookといった、いわゆるソーシャルメディアが普及して 連絡手段…





幼少期、わたしはインドに住んでいた。 この本にでてくるインドは、記憶のなかのインドとは別の世界だった。
「『インドのことはインド人に聞け!』でインドにサーティーワンができたことを知る」 幼少期インド…





すっかりメジャー化した劇団ひとりの異才ぶりが発揮されたエッセイ集。奇行ぶりに圧倒されつつも、ふとした心のゆらぎに共感することも。大爆笑まちがいなし!
毎週木曜日になると、週刊文春という週刊誌を買います。 1ページのエッセイを読むためです。 劇…