孟子 不安と混迷の時代だからこそ―現代活学講話選集〈3〉





論語に比べて孟子は一般的に事例も分かりにくく、読みにくいという人もいますが、今回改めて安岡版を読んで、孟子というのは、論語よりも読む方の受ける読み方を学ばせる術であるようにも感じました。

本が好き! 3級
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1969年5月4日福岡県生まれ。3-12歳まで広島県、それから東京へ(ボヘミアンな人生です)。1993年3月早稲田大学法学部卒、同年4月自治省に入省。これまでに山梨県、自治省、総理府、地方公務員災害補償基金、厚生労働省建設・港湾対策推進室室長補佐(国土交通省ではありません)、札幌市企画課長、春日井市副市長の勤務経験あり。平成22年12月に総務省自治大学校研究部長を辞し、現在札幌で活動中。趣味は映画鑑賞、読書、マラソン、旅行&飲酒。酔狂でゴルフ?家族は夫、子ども2人(13歳ひな子、11歳俊輔)
個人ブログ:http://nanahomma.blog16.jp/index.php
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論語に比べて孟子は一般的に事例も分かりにくく、読みにくいという人もいますが、今回改めて安岡版を読んで、孟子というのは、論語よりも読む方の受ける読み方を学ばせる術であるようにも感じました。





ソ連が崩壊した時、超大国としてのアメリカの時代、パクス・アメリカーナの時代の到来が来ると注目されたわけですが、2002年の時点でE.トッドはアメリカシステムの本質、限界を鋭く言及しました。
ソ連が崩壊した時、超大国としてのアメリカの時代、パクス・アメリカーナの時代の到来が来ると注目されたわ…





主観的な認識の中から出ることが難しい人間の思考をほぐすために、ラカンやレヴィナスは敢えて難解な言葉で語っていることを内田樹がその語法を壊さずに解説したものです。
「他我」と「他者」は違う(他我は自我の類義語に過ぎない)、神を既知に還元することはできない、といった…





哲学とは何だろうということを非常にわかりやすく解いた本。日本人である私には、西洋哲学は難しいという先入観があるのは、言葉であるとか、それに連なる思考傾向に違いがあるんだということを感じました。




ドロップアウトしてしまった子を受け入れる北星学園余市。様々な問題を抱える子どもたちにどう向き合っていくのか、同じ境遇だった義家先生の生のぶつかりにハラハラさせられながら、教育について考えさせられます。




吉本隆明と糸井重里の絡み本で、実は2冊目。団塊世代含め、圧倒的な人気・影響力のある吉本隆明は私にとっては、結構不思議な発言者です。理屈でどうとかいうのではなくて、感覚で読むという感じでしたね。

ネーミングを見て、つい勢いで購入。働く女性の本音というか、ぼやきの聞こえる本でしょうか。あっという間に読んでしまいました。

ネーミングを見て、つい勢いで購入。働く女性の本音というか、ぼやきの聞こえる本でしょうか。あっという間に読んでしまいました。