縞模様の歴史―悪魔の布
縦縞に横縞。縞にも色々。それぞれにイメージ・象徴があり得るのだ。縞模様の歴史を網羅した、名著です。
パジャマ、シマウマ、水着、ヘンリー・ベンデルのお化粧ポーチ、 アディダス、18世紀の壁紙、歯磨き粉…
本が好き! 1級
書評数:112 件
得票数:408 票
本が好き。
縦縞に横縞。縞にも色々。それぞれにイメージ・象徴があり得るのだ。縞模様の歴史を網羅した、名著です。
パジャマ、シマウマ、水着、ヘンリー・ベンデルのお化粧ポーチ、 アディダス、18世紀の壁紙、歯磨き粉…
少し難しく感じたが、かなり勉強になる一冊。世界史ブームに乗って、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
実は私が読んだのは、『歴史の破壊 未来の略奪―キリスト教ヨーロッパの地球支配』という朝日新聞出版社の…
時は1820年代前半。『タブロー・ド・パリ』という、当時のパリの生活風景を描いた版画集が出版された。美術史に残る作品からだけではわからない、些細な民衆の生活がそこには描かれている。
『Tableaux de Paris』は、1821年末から1824年の中ごろにかけて、パリで発行…
1855年、1867年パリ万博を実現させた、サン・シモンと彼の後継者のお話。とはいえ、単に万博好きなだけでも楽しめます。図版が豊富です。
パリ万博のなかでも、1855年と1867年の万博に焦点を定めた本。図版が豊富で、読んでいて、見ていて…
1850年代前半に登場した世界初のデパート、「ボン・マルシェ」。その創業者夫婦の「ボン・マルシェ」に対する思い、時代の背景や人々の熱狂を知ることができる。
最近タイトルと内容がちぐはぐな本に出会うことがよくある。この本はちぐはぐとまではいかなくとも、ちょっ…
紋章学、系譜学、古文書学、修辞学、図像学…西洋を学ぶ上でカギとなる学問がずらり。あらゆる知識が盛り込まれ、非常にためになる一冊です。
西洋だけのものではないけれど、確実に西洋のあらゆる文化の礎となった学問たち。それらを一冊に集めた本。…
リバティをとにかく礼賛!でも、私たちが日常目にしているリバティの製品の歴史がわかる。単にかわいいから花柄を売りだしているだけじゃないんです。
アール・ヌーヴォーとは、すなわちリバティ様式である… というような文章には面喰ってしまった。そ…
歴史に関する書籍の中でも素晴らしい名著。「ハーメルンの笛吹き男」の伝説を、従来の西洋史では顧みられなかった「民衆」という切り口から考える。
民衆史というのは、長い間「歴史」から無視されてきた分野だった。歴史上の偉人や大きな事件、制定された法…
19世紀中盤以降のパリ、という街について様々な角度から考察されている書。具体的データや図版が豊富で、非常にわかりやすい。参考文献としてもおすすめ。
パリという街について割と多くの本を読んできたつもりだが、この本のデータの量とわかりやすさには驚いた。…
この本は、上下巻共に読むことをおすすめします。全編を通して、とても勉強になる。そしてあとがきをよんで驚いた。彼は、「人類学者」ではなかったのだ。
本気で読んでしまうと難しい。けれど、「時の翁」や「盲目のクピド」といった西洋絵画のモチーフについての研究は、とても興味深くて、わからないところを飛ばしながらも、ついつい読み進めてしまいます。
星条旗が描かれたTシャツや様々なグッズが世界中にあふれている。なぜ、彼らはあんなにも星条旗にたいする忠誠を表明し、星条旗を神聖視しているのだろうか?そのヒントが、ここにある。
この本では建国から1924年までに焦点が当てられているが、アメリカでは現在も星条旗と日常生活は切っ…
星条旗が描かれたTシャツや様々なグッズが世界中にあふれている。なぜ、彼らはあんなにも星条旗にたいする忠誠を表明し、星条旗を神聖視しているのだろうか?そのヒントが、ここにある。
この本では建国から1924年までに焦点が当てられているが、アメリカでは現在も星条旗と日常生活は切っ…
歴史学の観点や、今までの功績を知るには最高の入門書。特に歴史人口学についての章は、かなり感心します。
アール・デコ入門書にぴったり。親しみやすいトピックを拾って解説がなされています。これを読んでから、色々な建物を観る目が変わるはず。
装飾芸術というものに非常に興味があってなんとなく手に取ったこの本。学術書とはいえない気がするほど、…