ソロモンの偽証 第III部 法廷


  

合計2178ページこんなけの長編を読めせるとはやっぱり宮部みゆきというべきだろうか。 終わりはこれしかなかっただろう、他も考えられるがそうするとただのミステリー小説になってしまう。

					本が好き! 1級
					書評数:368 件
					得票数:405 票
					
好きな作家&好きな作品(トップ10順不同)
恩田陸   『光の帝国 常野物語』
東野圭吾  『白夜行』
宮部みゆき 『地下街の雨』
荻原浩   『メリーゴーランド』
伊坂幸太郎 『陽気なギャングが地球を回す』
横山秀夫  『第三の時効』
奥田英朗  『サウスバウンド』
石田衣良  『池袋ウエストゲートパーク』
真保裕一  『ホワイトアウト』
薬丸岳   『天使のナイフ』


  

合計2178ページこんなけの長編を読めせるとはやっぱり宮部みゆきというべきだろうか。 終わりはこれしかなかっただろう、他も考えられるがそうするとただのミステリー小説になってしまう。


  

これから第Ⅱ部決意、これは最後に藤野涼子が決意したことだと思うますが、そして第Ⅲ部法廷はどの事件でだれが裁かれるのか?普通に考えて最後の事件だけと思うのですがさっぱり分かりません。


  

異能者ものが好きなのでそれなりに楽しめました。でも、堂園の位置が分からない、正義のためなら汚いこともするってことなのか、自分の考えに固執する姿についていけなかった。その分、乗りきれなかった。


  

どの主人公も傍から見ると身勝手なと思ってしましますが、その場に立てば自分でもしてしまう過ちて感じですかね。タイトル通り「鍵のない夢を見る」、慌ててしまった時に心理、それが覚めない恐怖。


  

大きく言うと世界とはなんなのか、国とはなんなのか。今、あなたが信じている世界はほんとうに信じていいのか、疑ってみたら違うことが見えてこないか、自分で考えて人生を生きているのかと問うているような気がした


  

『ジョーカー・ゲーム 』シリーズの第3弾!今回もスパイとしてのハラハラドキドキ感と、相手を欺く知能戦が面白かったです。

最後の事実が驚きのシチュエーションだろうが、漠然と分かっていて驚きがなかった、読みながら違和感があったから。それにしても、裏に隠されているテーマが重たい。


  

オオスズメバチの擬人化した物語。オオスズメバチの生態が分かって為になりました。ワーカーの生に疑問を持ちながらも、精一杯生きた物語良かったです。