「盗まれた世界の名画」美術館




二度と見ることができない美術品たち
美術品盗難による被害額は、地下経済において麻薬、武器輸出に次いで第3位。今も多くの名品が世界中から…

本が好き! 1級
書評数:2335 件
得票数:49553 票
2005年より書評業。外国人向け情報誌の編集&翻訳、論文添削をしています。生きていく上で大切なことを教えてくれた本、懐かしい思い出と共にある本、これからも様々な本と出会えればと思います。




二度と見ることができない美術品たち
美術品盗難による被害額は、地下経済において麻薬、武器輸出に次いで第3位。今も多くの名品が世界中から…



ルネサンス随一の芸術家にして嫌われものの栄光と哀しみの人生
ルネサンス期、イタリアは国としては分裂していたのに、天才画家が三人も出そろった。レオナルド・ダ・ヴ…




文明開化間もない日本からロシアに渡ったイコン画家
貧しくて弟まで養子に出されるような武士の家で、絵師になりたくて「明治の世にて、私も開化いたしたく候…




進ぬ!ゲルマン魂 地味なのが泣き所
ハプスブルグ家、ブルボン家と同じくプロイセン王家にも姓はある。ホーレンツォレルン家といい、ホーレン…




彼女が見ていた 灰と白と黒と赤の世界
戦争中肺に水がたまった子供たちを収容する療養所の屋根裏部屋で暮らすエマラインは、ある日翼が傷ついた…




「このことは祝って喜ぶのにふさわしい。(中略)失われていたのに,見つかったのだbut thy younger brother was lost and now he is found"」(聖書)
なくしたと思っていたものが見つかるのは誰でも嬉しい。例えば、先ごろまで国立西洋博物館で開かれていた…





「弱き者、汝の名は女なり Frailry, thy name is woman.」まあ、シェークスピアさん あなたまで!
邦題タイトルを見ると、まるで女性に問題があるかのようなイメージだ。 おっしゃる通りなのでしょう…



下を向いて歩こう!すると見つかる不思議な世界
「前を向いて歩く」のは「をを、前向き発言!」と礼賛されるが下を向いていると「何かにぶつかる」「人生…




スイスの一豪族だった一族が、神聖ローマ帝国皇帝の座を得たことから始まる苦悩と栄華の物語を名画で辿る
中野さんにとってベラスケスの『ラス・メニーナス』は格別の思いがある作品のようだ。著作『名画で読み解…



昭和の時代を自由に生きた放浪画家の評伝
佐伯かよのさんの漫画『あき姫』の中に「御神酒(おみき)先生」という一篇がある。放浪画家として有名だ…





「考える人」の作者は 考えられない人だった
『カレ―の市民』『考える人』『地獄の門』…オーギュスト・ロダンが生みだした彫刻は、世界中の誰もが知…





オーヴァー・ザ・スクリーン~映画よりもかっこよくてドラマティックな世界
虹の彼方にある素敵なところ(中略) 空は青く 夢がかなう国 とジュディ・ガーランドは歌いま…




絵画は見た! ジコチューな神々 トホホな人間
『怖い絵』シリーズで名を広めた著者が、ギリシア神話に材をとった絵画を紹介しながら、それぞれの神々に…



「ウチくる!?」と声をかけると ルノワールとドガとドビュッシーがやって来る ゲージツの秋 あなたもこんなサロンに「くる!?」
ルノワールの絵のカレンダーを買ったことがある。ピカソのように強烈ではなく、マグリットのように奇抜で…





「資金面、人材面を含む各国間のコラボレーション」「極寒の大陸で800日以上のライブロケ」の実態は?
映画雑誌には、よくまあネタが尽きないものだと感心するほど、製作中の映画情報が掲載されている。中には…





踊る大美術館~名物館長の華麗なる日々
問い「ヴァチカンとベルサイユとスルタンの宮廷とアリ・ババの洞窟を全部一緒にしたようなところとはどこ…




ふたりのジョンがしでかしたこと
この本の原題は『Provenance How a con man and a forger rew…