父が子に語る近現代史




正直最初は読みにくかったけれど、読むうちに少しずつ「歴史」に対する苦手意識が薄くなったような。著者の他の本も読んでみたいです。

本が好き! 3級
書評数:12 件
得票数:2 票
自己紹介文がまだありません。




正直最初は読みにくかったけれど、読むうちに少しずつ「歴史」に対する苦手意識が薄くなったような。著者の他の本も読んでみたいです。




事例項目が山盛りなので、どこから書いていいのか悩んでしまい、すっかり書くのが遅くなってしまった。でもそれだけ実の詰まった本であるということでもあり。面白かったです。





逝く者と送る者。どちらの立場にたつとしても、こんなふうでありたい、と、しみじみ思う。むやみやたらに泣かそうとするような近ごろの小説や映画とは大違い。文句なく、名作です。





とてもたくさんのことを感じた小説でした。読み終えた今もまだ、あれこれ考えつづけています。




とても良くできたミステリーだと思う。ただ事件の内容が今の時代に合いすぎているために、これを面白いと言ってしまって良いのかと思ったり。色んなことを考えさせられる作品でした。




ちょっとひとひねりすることで、いつもの料理が「おもてなし」っぽくなって楽しい。実用的な「おもてなし料理」本としてオススメです。



「本人特集」は確かに面白い。特集される人物によっては又読んでみたいかも。




![考える人 2008年 05月号 [雑誌]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51AOYx1zS6L._SL160_.jpg)
河野多恵子、川上弘美、いしいしんじが書くエッセイ「わたしの一冊」、漫画家高野文子の対談と、読みものとして面白いものばかり。『大アンケート:私の「海外の長篇小説ベスト10」』には実に様々なヒトが答えていて、読み応え十分。どれも好奇心を満たしてくれる記事ばかりで、満足のいく一冊でした。




一編一編がかなり濃密で読み応えがあるから、一気に読破というわけにはいかなかったけれど(悪夢にうなされそう)、でも十分に楽しめました。ただ血が飛び散るばかりのスプラッターとは違い、妖しく怖ろしく、でもどこか美しいとさえ思ってしまうような耽美な世界。なんとなくクセになりそうでもあり、それがちょっと怖いかも。





実は翻訳小説は不得手なのだけれども。この本は「帯文」に偽りなしの、まさに「傑作」。読書の醍醐味をたっぷり味わうことのできる一冊でした。




鳥は「なわばり宣言」や「つがい」の相手の注意をひくために鳴くだけではなく、「喜び」を感じたときにもさえずる。しかも『同性愛、自己性愛、発情期以外の期間の交尾』も数多く観察されているという。動物だからといって、ただ本能に支配されて義務のように獲物を捕ったり、交尾をしているわけではない。そこに「感情」があるからこその行動なのだと著者は言う。読んでいるうちにヒトも動物もみんな同じイキモノだと思えてきて、なんだか嬉しくなってくる一冊でした。




やっぱり樋口有介は面白い。主人公「柚木草平」は相変わらずトンデモない奴だけど、やっぱり魅力的で困ってしまう。