ケアの倫理とエンパワメント

小川公代氏の著書も本書で3猿目です。 本書は、ケアの倫理の視点で文学を読み解くというコンセプトで「群像」に連載した論文をまとめた一冊です。
岡野八代氏の「ケアの倫理」を読んだ時には、「ケアの倫理」とのファースト・コンタクトということです、読…

本が好き! 1級
書評数:870 件
得票数:6118 票
全体主義って過去の遺産だと思っていたら、とんでもない間違いだと気付き始めている今日この頃です。怖い怖い。それと、この国の人権の歴史を調べてみたいです。

小川公代氏の著書も本書で3猿目です。 本書は、ケアの倫理の視点で文学を読み解くというコンセプトで「群像」に連載した論文をまとめた一冊です。
岡野八代氏の「ケアの倫理」を読んだ時には、「ケアの倫理」とのファースト・コンタクトということです、読…





女性が、これまでも今も、沈黙を強いられていることが、わが国だけの問題じゃないってことがわかる本です。
この1ヶ月の間に読んだ本の中で、本書が取り上げられていて、それで興味を持ち、手にしてみました。 1…





小川公代さんの2冊目に手にした本です。 本書は、著者が「小説トリッパー」に2021年冬季号から翌年の冬季号に連載されたものを書籍化したものとのことです。 今回もいろいろな出会いがありました。
当然のことではありますが、著者の読書量には、改めて敬服します。 また、これまで出会うことのなかった…





本書の存在は、岡野八代さんの著書の中で取り上げられていたので知りました。 やっと読み終え、「もうひとつ声」とは、これまで語られてきた男性の声ではなく、「女性の声」だということです。
本書を初めて手にしてから、半年以上の空白があり、前回アップした小川公代さんの著書でも取り上げられてい…





藤子不二雄氏の「怪物くん」の影響だなきっと、「フランケンシュタイン」って、創造主の科学者だったとは、知らなかった。
「フランケンシュタイン」の映画で思い出すのは、誕生場面です。 その場面は、強烈に覚えているけれど、…





数学が「苦手な人」である私が、いくらかでも数学苦手から脱出できるかなという希望的観測を持って挑んでみました。 実に、興味深い話ばかりで、面白かったです。
数学が苦手な自分としては、その要因がわかり、何らかの改善策が見つけられるのではという、割と軽い気持ち…



タイトルに惑わされて選んだ一冊です。 読み終えてみて、特に印象に残る言葉は、なかったです。
タイトルに惹かれて手にして読んでみました。 もっと「人間の本性」について、鋭く踏み込んだ内容かと思…





近所の図書館で5年ぶりにアントニオ・ダマシオ氏の著書を見つけたので、借りてきて読み終えました。 前に読んだ本の内容が、思い出せない。
リサ・フェルドマン・バレットさんの著書に刺激されて、意識に関する本を読んでみました。 5年前に、「…





著者の前作「情動はこうしてつくられる」に触発されて、本書を読みました。 訳者曰く、「格好の脳科学入門書」(著者曰く「脳についての基礎知識を網羅した入門書ではない」と否定してますが)入門書でした。
訳者あとがききに、本書の各レッスンの内容が簡略にまとめられています。 そちらをざっと目を通してから…





情動がどのようにできるのかを知りたくて本書を手にしてびっくりです。 これまで読んできた本とは、異なる内容に、これって正しいのと戸惑っています。
たまたま行きつけの図書館で感情に関する本を探していて見つけたのが、本書です。 読み始めてびっくり。…





本書は、菅野完氏の紹介で知りました。 読み始めて、驚きの連続でした。 改めて、教育の怖さを思い知らされました。
かつて子供の頃に見たTVや少年雑誌等に書かれていた「日本には、イエス・キリストの墓がある」とか、「日…





上野千鶴子ワールド探訪記の続きです。 これまで上野さんの本を読んできたからでしょう、わりとすんなりと頭に入ってはきました。 本書も男性であることを考えさせられる一冊でした。
本書を読み終えて、これまで読んだ上野さんの別の本でも感じたことですが、男としてこれまで生きてきました…





本書も菅野完氏の「朝刊チェック」で紹介された一冊です。 信田さよ子氏の著書としては、3冊目です。
本書のテーマは、「はじめに」に書かれていますが、「傷つくこと」です。 これまでの自分の半生を振り返…





上野千鶴子著書探訪中、本書は、著者が興味を持っている下着(性器を覆うものーすなわちパンティ)についてです。 出版は1989年で、著者が30代の時の作品です。
30代の著者が当時興味を持っていた下着に関して、歴史・家族・現代・心理・生理の視点から、著者の研究結…




![女という快楽 [新装版]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/414ZBPYT6NL._SL160_.jpg)
上野千鶴子著の探索継続中です。 本書は、著者の女性学に関する論文集です。
本書に掲載されている論稿は、1979〜1985年までに著者が女性に関して書いた主要なものは、全て収録…





「現在の自分が生きづらい」と思う方は、本書を手に取ってみることをお勧めします。 もしかしたら、ACかもしれません。
よく目にする言葉だけれど、その言葉が意味するものが何かわからないってことがよくある。 本書の表題で…





インターシフト社の出版物に興味があり、見つけた本です。 「悪意」というタイトルも興味を惹きます。
人間には、4つの顔があるとのことです。 それは、利己・利他・協力・悪意の顔です。 これまで、「悪…





本書は、著者が、教育という「現場」で考え続けてきたことを語りおろしたものとのことです。
著者の本を探していて偶然見つけた本です。 ある一時期、教師を夢見た自分なので、教育関係の書物には興…





菅野完、あかたちかこ両氏によるYoutubeで紹介されていた一冊です。 当該動画を見るまで著者の名前を知りませんでしたが、退職記念講座を見て、これまでの経歴等がわかりました。
菅野完氏とあかたちかこ氏との対談動画を見た後に、上野千鶴子氏のYoutubeのアーカイブに著者の退職…





仕事に役立つかなと手にした一冊です。 著者は、大学の人間文化学部の教授で、コミュニケーション論が専門であり、著者にとって介護現場は、観察研究の場ですが、私にとっては、学ぶことが多かったです。
介護職としての資格はないけれど(但し、社会福祉任用資格)介護職に携わって、10年以上となります。 …