棟方志功
小さな本ですが、棟方作品の写真がふんだんに掲載されています。 有名な作品から見たこともないような作品まで。 写真集と言うと違和感がありますが、手元に置いていつでも作品を見直すことができます。
本が好き! 1級
書評数:1253 件
得票数:3462 票
世界中の競馬場を駆け巡る、さすらいのギャンブラー 冒険小説が大好きです
小さな本ですが、棟方作品の写真がふんだんに掲載されています。 有名な作品から見たこともないような作品まで。 写真集と言うと違和感がありますが、手元に置いていつでも作品を見直すことができます。
傑作です。 国画会準備での棟方と柳・濱田と出会うシーン、もう、何度も何度も読み返し涙しました。 名声を得てからの生活・生きざまに、読んでいるこちらの感情が高まりました。 物語の作品の写真を載せて欲しかった。
いやあ、やっぱり、怪談は読むよりも見聞きした方がおもしろいしコワイですね。 この本に関しては、コワさはほとんど感じませんでした。 それよりも、各章最初の著者のお説法が印象的でありがたく感じました。
とてもおもしろく勉強になる本です。 しかし、元々が対談を文字に起こした本なので、文章にするとちょっと、くどく固い内容に感じてしまいます。 できるなら、実際の対談の音声・映像で見たいところですね。
なかなかの傑作です。 まさに数年前のコロナ禍の日本の実情をノンフィクションタッチで書かれています。 読みながら、そうだったなあといろいろなことを思い出しながら、話の内容に一喜一憂できます。 超おススメです。
相変わらず、武骨で思いやりのないKYな毒島刑事の推理は冴えています。 今作では作家業界・出版業界などの、一般人の知らない世界がかなり詳しく書かれています。 推理小説としては、ごくごく普通です。
やっぱり著者の文章には説得力があります。 この本を読んだうえで、再度、名画の数々を鑑賞したいところです。 また、絵画が展示している美術館の紹介も便利です。
日本にこんなにもたくさんの夜行のフェリーが運航しているとは知りませんでした。 フェリーの紹介文は簡単ですが、もう少し深い感想を盛り込んで掘り下げて欲しかったですね。
読んでいて楽しかったです。 フジタが歩いたであろうパリの街を今歩いてノスタルジーに浸る。 まさにこれって、私が昔やったことと同じで、ランスの街には一時期住みました。 読んでいてウンウンと頷くことも多く感激。
とてもマニアックな本です。 音テツに関しての本は、いろいろと目にしてきました。 著者の性格なんでしょうか、音に関してとても律儀で正確な内容です。 でも、音テツ以外の方には退屈な内容かと思います。
この手の本って好きなんですよね~。 かなりマニアックで手に取る人は限られるだろうなあ。 しかし、著者はよく調べていますねえ。 内容的には大満足なんですが、もう少し細かい地図を載せて欲しかったです。
大塚国際美術館には何度も行っています。 行くたびにその迫力に圧倒されています。 私の大好きな美術館です。 しかし、こんなガイド本があるのは知りませんでした。 この本片手に再訪問したいと考えています。
おもしろいんだけど、何か今ひとつな感じがします。 たぶん、写真や文章が少ないことが原因だと思います。 どうやら、ブログで書き溜めていたものを書籍化したもののようです。 これはブログで拝見した方がベターかと。
いまひとつですね。 前半の作品は中途半端な官能小説で、おもしろくないです。 著者には美術関連の知識に満ちた作品を期待しているので、今作のような官能小説には興ざめです。
いやあ、趣味の世界とは言えど、信号機に興味を持つ人もいるんですね。 いろいろな種類の信号機が写真をもとに紹介されているので、同様の趣向を持たれる人も出るかもしれません。 私にはありませんが...
世の中には、こんなテツちゃんもいるんだ。 妙にこだわりが強すぎて引いてしまいます。 まあ、鉄道の知識は膨大で、金も持っているようなので、まさに無敵のテツですよ。 マニアの私でも、多少話についていけません。
なかなかよくできた作品です。 でも、ちょっと、わかりにくい展開でした。 やっぱり、素人作家は素人らしくもっとストレートに話を進めるべきで、中途半端なテクニックが鼻につきましたね。
極めてノンフィクションに近いフィクション作品だと思います。 細かい部分は多分にフィクション要素が多いですが、読みながらウンウンと頷いてしまう個所はたくさんあります。 おもしろいです。
おもしろかったです。 でも、中山作品としては、今一つってところでしょうか。 いまだに閉鎖的で非科学的な田舎の町など、どこにでもあるのでしょうが、読んでいて何かもどかしくイライラした気分になりました。
相変わらず中山氏の作品は、現代社会の世相をうまくぶった切っています。 社会をドロップアウトして親に寄生する中年引きこもり人間を扱っています。 私には、そんな奴らの心情など理解できませんが、よくできてます。