タモリと戦後ニッポン

タモリに関する記述や分析も良くできているが、主人公はあくまで「戦後」だという事を理解できれば、面白い読書になるだろう。
106 近藤正高 「タモリと戦後ニッポン」 終戦の一週間後に生まれたタモリに重ね合わせて、戦後…

本が好き! 1級
書評数:676 件
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語りかける書評ブログ「人生は短く、読むべき本は多い」からの転記になります。
殆どが小説で、児童書、マンガ、新書が少々です。
評点やジャンルはつけないこととします。
ブログは「今はなかなか会う機会がとれない、本読みの友人たちへ語る」調子を心がけています。
従い、私の記憶や思い出が入り込み、エッセイ調にもなっています。
主要六紙の書評や好きな作家へのインタビュー、注目している文学賞の受賞や出版各社PR誌の書きっぷりなどから、自分なりの法則を作って、新しい作家を積極的に選んでいます(好きな作家へのインタビュー、から広げる手法は確度がとても高く、お勧めします)。
また、著作で前向きに感じられるところを、取り上げていくように心がけています。
「推し」の度合いは、幾つか本文を読んで頂ければわかるように、仕組んでいる積りです。
PS 1965年生まれ。働いています。

タモリに関する記述や分析も良くできているが、主人公はあくまで「戦後」だという事を理解できれば、面白い読書になるだろう。
106 近藤正高 「タモリと戦後ニッポン」 終戦の一週間後に生まれたタモリに重ね合わせて、戦後…

世間では「講談社エッセイ賞」でエッセイだと思っているが、一部を盛っている「まがいない短編小説集」、それも飛びっきりだ。 泣きたいかな、って人も試してみて。でも熱く泣ける人だけかな。
171 立川談春 「赤めだか」 一つ年下、昭和41年生まれの立川談春が、17歳で高校を中退して…

高村薫が「空海」に迫った、紀行文。 写真も結構ある。
207 高村薫 「空海」 高村薫が「空海」に迫った、紀行文。 写真も結構ある。 なん…

鮎川誠がなんとも楽しく日々を回想しているし、シーナが居なくなり哀しくて仕方がない。 鮎川が博多弁で語る、楽しさと哀しさの大きさが、シーナの器を表している。
253 鮎川誠 「シーナの夢」 2015年2月に逝去したシーナの、四十九日を機に行われた鮎川誠…

リチャード・マグワイアは雑誌New Yorkerの表紙を20年以上書いている。 本作は、まったく新手のコミックという評価もあるし、個々が独立した作品集とも見える。 好奇心旺盛な「新しいもの好き」にお勧めだ。
275 リチャード・マグワイア 「HERE」 リチャード・マグワイアは雑誌New Yorker…

映画に「動態保存」された車寅次郎を辿る形をとって・・・実は川本三郎が時代を・・日本を・・ と言いたいところだが、今回は全く違った。 川本三郎はまぎれもない「寅さん狂い」だった。嬉々として語ってる。
279 川本三郎 「「男はつらいよ」を旅する」 映画に「動態保存」された車寅次郎を辿る形をとっ…

水墨画を描くことによって、酷く傷ついた心が癒されていく。 一心不乱に取り組んだり、打ち込んだあとに気付いてみたら、 あの事はすっかり忘れていた、いや乗り越えられた、ということがある。
404 砥上裕將 「線は、僕を描く」 水墨画を描くことによって、酷く傷ついた心が癒されていく。…

国立民族学博物館特別展「驚異と怪異――想像界の生きものたち」公式図録。 大坂にある通称「みんぱく」に行った気になって、パラパラとページを捲って眺めてみよう。
415 国立民族博物館(山中由里子編)「驚異と怪異 想像界の生き物たち」 国立民族学博物館特別…

エドワード・ホッパーの17枚の絵を題材にして、17人の作家が短編を寄せている。 いや「話を受けた作家がどうしても書けなかった」1枚に、編者のローレンス・ブロックが序文を充てているから18枚で18編。
426 ローレンス・ブロック編 「短編画廊」 エドワード・ホッパーの17枚の絵を題材にして、1…

歌川広重の後半生を描いている。 遅咲きの浮世絵師が、新しい藍色に出会う瞬間とひらめき。 そして人生にドライブをかけていく様子が、良く表されていた。
568 梶よう子 「広重ぶるう」 歌川広重の後半生を描いている。 遅咲きの浮世絵師が、新しい…