山椒大夫



 
  

”安寿と厨子王” 伝説をもとにした鴎外の作品。あらためて、小説として読んでみると、また新たな味わい、いいかも!
鴎外が、安寿と厨子王伝説を小説化した作品であり、元の話に忠実であるが、鴎外流のアレンジされている部分…
					本が好き! 2級
					書評数:16 件
					得票数:186 票
					
本好き、Little My です。本を出版しました。夏鳥ジュカのペンネームで、「シャーロキアンの優雅な生活~美々子と一緒に巡る旅~」こちらのほうも、よろしくお願いします!本が大好きなのはもちろん、他に映画も好きで、映画評を書いているブログ、「Kororon映画について語るBlog」もあります。よかったら、立ち寄ってみてください! 
本のほうは、ジャンルを問わず、割と何でも読みます。英文学、日本文学、ミステリー、SF、エッセイ、詩、などなど。いろいろな本の書評を書いていきます。
 



 
  

”安寿と厨子王” 伝説をもとにした鴎外の作品。あらためて、小説として読んでみると、また新たな味わい、いいかも!
鴎外が、安寿と厨子王伝説を小説化した作品であり、元の話に忠実であるが、鴎外流のアレンジされている部分…



 
  

1000年ほど昔に書かれたエッセイとはいえ、著者、清少納言には現代のJKといってもいいような一面あり。平安の時代から、少しも変わらない人間というものは、いとをかし。
”春は、曙。やうやう白くなりゆく、山ぎはすこし明りて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。” 学…



 
  

たった4編しかないのだが、その存在感は十分なテナント少佐。その頭脳のキレは、シャーロック・ホームズをも彷彿とさせる、ミステリー!
舞台は架空の国。地中海にの近くにあるどこか、軍事クーデターによって、王政が倒され、一見 ”共和国”と…



 
  

お雛様からひも解く、平安時代の人々の生活や習慣。絵本とはいえ、子供だけの読み物にしておくのはもったいない、優れモノの絵本です。
3月3日が近づくと、家にお雛様を飾って、ピンク、白、緑色の菱餅や、あられ、鯛や野菜を形どって色ずけさ…



 
  

あまりにも有名な、夏目漱石の小説。”吾輩”と一緒になって、苦沙弥先生と苦沙弥先生を取り巻く人々の世界に浸ってみよう。令和のあなたのリビングに明治の風が吹くだろうか。
苦沙弥先生は ”吾輩” の飼い主である。中学で英語の教師をしているという苦沙弥先生の家が、ほぼ全編に…

仮装してお菓子をおねだりして、パーティーが催されたハロウィーンの夜。楽しいはずだったパーティーで起こった殺人事件。三ステリーの女王、アガサ・クリスティーがハロウィーンの夜の殺人事件にあなたをいざなう。
殺人事件が起きた、それも、ハロウィーン・パーティーの夜に、殺されたのはパーティーに参加していた少女。…
 
    

会社の辞め方、その前にしておくべきこと、1万円で始めるビジネスについて、著者が始めてから成功するまでのプロセス、成功後の注意事項など、手取り足取り教えてくれる本。そんなふうにして成功したんですね。
筆者は以前、堀江貴文氏の『破戒のススメ』という本についての書評を書いたことがある。その時の書評で、堀…

パロディとは ”他者によって創作された文学などをユーモアや皮肉を付け加えて作り替えられた作品、又は作り替える行為そのものを指す。”という。 太宰による日本のおとぎ話のパロディ。太宰の才能が光る、傑作!
書において、昔から、いろいろな作家が、いろいろな作品をパロディしてきた。特に、広く世に知られていて人…

我が家で美味しいステーキを食べたい、と思った時、レアでもミディアムでもウェルダンでも、お好みの焼き具合で美味しく食べられる。dancyu が教える、家庭で美味しいステーキを焼く極意!ぜひ、試してみて!
dancyuというムックには、チャーハン、餃子といったものを、家庭でいかに簡単に美味に失敗なく作るか…

北野武著、初の時代劇に挑戦。 本能寺の変が起こった本当の理由、様々な説があるが、ここにまた新たな説がある。説得力あるなぁ、と感じる、面白かった。さて、あなたはどうでしょう?
本能寺の変と言えば、織田信長に明智光秀。その後、明智光秀の3日天下に終止符を打った、豊臣秀吉、そして…

”男もすなる日記というものを、女もしてみむとてするなり” 有名な冒頭のこの一文。この先を読んでみたことがありますか? もしも、まだならもったいない。和歌の匠、紀貫之による紀行文学「土佐日記」。面白い!
この角川ソフィア文庫の「土佐日記」は、”ビギナーズ・クラッシックス 日本の古典” シリーズの中の一冊…

元FBIのスパイ防止活動特別捜査官がノンバーバル・コミュニケーションによって、つまり、些細な相手のしぐさ、癖などを観察して、相手の心理を読み解き、嘘すら見抜く、と言った話。あなたは、動けなくなるかも!
私たちは普段、言葉によって相手に意思を伝えます。言葉によって考えていること、気持ちを伝えます。が、言…
 
    

近年の著者の言動、行動に全く賛同できないため、この書評は削除を依頼しています。 Little My
その壁を ”破る”ための、哲学と言うと大げさな気もするが、考え方というか、思考のスイッチの切り替え方…

フランス人作家、モーパッサンの描く、あらゆる形の恋、愛、男女の運命、仰天するような結末、ユーモラスな結末…などなど、作家の筆は冴え、ノンストップで一気に最後まで読み通せるような短編集。どの作品も秀逸。
どんなジャンルの小説においてもすぐれた短編作家は数多くいるのですが、筆者の独断で代表的な作家の名前を…

ハロウィーン、死者がよみがえり、仮装を凝らした子供たちはご近所のドアをノックして、「Trick or Treat!」。ワクワクするような、でも、何故かちょっと悲しい冒険が始まる。 さて、冒険の結末は?
レイ・ブラッドベリ、「十月はたそがれの国」、「華氏451度」、「火星年代記」など、数々の作品を残して…

釣りなど昔、昔に一度やったきりの筆者が言うのもなんですが、面白い本です、釣り素人でも楽しめる本、釣り人、釣り師の ”生態” が分かる、釣り好きの人って、こんな方々なんですね。
釣り、と言ってすぐに思いうかぶのは漫画「釣りキチ三平」や、映画「釣りバカ日誌」であり、残念ながら漫画…