大奥の権力者 松島



大奥で権力を持っていたとされる「春日局」「姉小路」そして「松島」。江戸時代中期、江戸が安寧を謳歌していた時代に将軍を支えた女性の姿。
大河ドラマ『べらぼう 蔦重栄華乃夢噺』で再び脚光を浴びている大奥と将軍家。 本書には、『べらぼう』で…

本が好き! 1級
書評数:208 件
得票数:2183 票
図書館で働いています。
小説を読むことが多いのですが、仕事の関係で新書や実用書も読んでいます。
最近は宮部みゆきさん、辻村深月さん、柚木麻子さんにハマっています。
書評は400字以上書けるくらい面白いと思ったものだけを載せています。
よろしくお願いします。



大奥で権力を持っていたとされる「春日局」「姉小路」そして「松島」。江戸時代中期、江戸が安寧を謳歌していた時代に将軍を支えた女性の姿。
大河ドラマ『べらぼう 蔦重栄華乃夢噺』で再び脚光を浴びている大奥と将軍家。 本書には、『べらぼう』で…





学問好きな清少納言。同じ志をもった中宮定子との絆と戦いの物語。
大河ドラマで平安時代の小説を読み返したくなり、宮木あや子さんの作品を読むことにしました。 主人…





人を思い、人の想いを汲み取り、時には現実を突きつける。厳しく見えて優しい闇医者・おゑんの物語。
―女の側に立つと、自分に繋がる命を生み育てる折を得たってことになりますからね― 今回は、『闇医…




世界の歴史を知ると、もっと現代が理解出来る!
現代を知るには過去を知ることが大事だと聞きます。 世界史は得意ではありませんが、この機会に学び直しを…





町医者の娘・おいち。彼女には、不思議な力が備わっている。
時代小説にハマっていて、江戸時代の風俗や言葉遣いが綺麗で面白い作品です。 藍野松庵という町医者…




定町廻りの信次郎と岡っ引きの伊佐治。今度の事件は連続通り魔事件、そこに小間物屋「遠野屋」が関わっているようで・・・。
江戸時代のミステリー小説です。 親から引き継いだ定町廻りをやっている信次郎と、何かと口うるさい…




ただの恋愛ミステリーと片付けてはいけないような、私達が生きている世界に疑問を投げかける小説。
本書のあらすじを読んで惹かれ、ご縁あって献本で読ませて頂きました。 正直、私は恋愛ものがあまり好き…




遠そうで近い存在だったラオスの魅力がいっぱいです。
不勉強なもので、ラオスという国がどこにある国なのか全く知りませんでした。 無知な状態で読んだからか、…




スマホだけじゃない。本当に怖いのは、人の脳が進化していないことを、私達人類が自覚していないこと。
本書はスウェーデン出身の精神科医であるアンデュ・ハンセンが書いた新書です。 スウェーデンや欧米の調…

対話形式で読みやすい!東アジア在住なら知っておきたい問題点。
数年前からニュースで見るようになった「戦後最悪」の日韓関係や、米朝関係とミサイル問題。そして何かと問…





戦時中の小説なのだから【国VS民間人】・・・そう思っていました。
1925年、治安維持法の成立から始まる本書、発売前から楽しみにしていた1冊です。 4つの短編連作で…




私達が学校で習ってきた「日本史」を疫病の観点でみるという面白い試み。
本書は歴史学者の本郷先生と 「逆説の日本史」シリーズでベストセラー&ロングセラーを出した井沢さんが…



歴史の教科書でも教えられない、激動の時代を生きた女性の一生。
ご縁あって、女性初の治安維持法適用で刑務所に入った女性の評伝の献本を読ませて頂きました。 本書のタ…