父が愛したゾウのはな子
痛ましい事故を起こし憔悴したはな子を立ち直らせた飼育員山川清蔵と後にはな子を担当した著者が書いたはな子への愛溢れる実像を描いた物語。
タイで生まれた、アジアゾウのはな子は1947年上野動物園に到着、1954年井の頭自然文化園に引っ越し…
本が好き! 1級
書評数:736 件
得票数:3517 票
ミステリー特にマイクル・コナリー、ジェフリー・ディーヴァー等を中心に読んでいます。障碍のある人に関する書籍にも惹かれてしまいます。
痛ましい事故を起こし憔悴したはな子を立ち直らせた飼育員山川清蔵と後にはな子を担当した著者が書いたはな子への愛溢れる実像を描いた物語。
タイで生まれた、アジアゾウのはな子は1947年上野動物園に到着、1954年井の頭自然文化園に引っ越し…
5編の短編集:それぞれの人物が物語を通して変化して、前を向いて進んで行く
第一話:見島で地質調査にのめりこむ歩美、失われた萩焼に使われた見島土を探す光平、 第二話:市役所職…
IPS細胞レベルで、ネアンデルタール人の脳の皮質に似た組織をつくれる処まできているので、更に研究が進めば理論的には、ネアンデルタール人を復活することも可能となる。 ジュラシックパークの世界も可能か?
2022年ノーベル生理学・医学賞は、絶滅した人類の遺伝情報を解析する技術を確立させたマックスプランク…
全ての章が感動的なのだが、なかでもシズさんの看取りのシーンでは涙が止まらなくて困った。
白石咲和子は、大学病院の救急救命センターの副センター長を辞め故郷富山で在宅医療専門のまほろば診療所で…
文書に残された天災の記録を、著者独自の問題意識に基づく視点から読み解いており多くの教訓や思わぬトリビアを得られる。
山内一豊の妻が自らの娘「およね」を亡くした大地震の直後に、保護・養育した捨て子が後の土佐南学の高僧・…
目の見えない人の世界を目の見える人に伝えるためには、通訳が直訳だけでなく文化・社会を理解したうえで伝えることが望まれると同様に、目の見えない人の世界(文化・社会)を理解して伝えることが必要なのだろう。
美学と現代アートを専門とする東京工業大学准教授の著者の定義によると「美学は、芸術や感性的な認識につい…
写真の力を改めて認識した写真集
お召し列車の車内に立って窓越しに手を振られている天皇陛下。 窓の下の菊の御紋章もきらびやかに輝いて…
素朴な絵本ですが、蒸気機関車の魅力が凝縮されています。
団塊の世代と呼ばれる私は、子どもの頃に普通の移動手段としての蒸気機関車に乗車した経験を持っており、今…
副題は、患者が鍵のかかる病室から、治療を重ねついには鍵を開け病室からでて退院すること。 そして、緊急対応を要する精神疾患を呈するほとんどの人に鍵のかかる診察室が必要ないことから命名したのだろう。
副題「鍵のない診察室」は、精神に障碍を持ってしまった人が鍵のかかる病室から、治療を重ねついには鍵を開…
植え込みに転がっていてゴミ袋と思ったのは、行き倒れた男。 声をかけると捨て犬のごとく「拾って下さい、咬みません躾ができています」と応える。 こんなやり取りから、さやかにとってごく心地良い同居生活が始まる。
マンションンの植え込みに転がっていてゴミ袋と思ったのは、行き倒れた男(イツキ=樹)だった。 声をか…
企業の努力、雇用の一理想形と思える内容、横河ファウンドリーの企画・設立・運営の詳細が良くわかります。著者は06年厚生省で行政経験を積まれ横河電機に戻られて、元気に明確で理想高い話を各地でされている。
著者は、熱物理学の専門家。 エントロピー不変の原則から多くのリサイクル運動やバイオマス利用のエネルギーの無意味さ非効率さを具体的に指摘する。 また、CO2が地球温暖化の原因ではないとの持論を展開している。
表題に惹かれて購入してしまった。 著者は、熱物理学を専門にしており、エントロピー不変の原則から多く…