これいただくわ





ニューヨーカーも抱腹絶倒、世界初の「買物小説」。
ああ楽しかった! 頭の中はユダヤ系アメリカ人になった藤山直美が4人、それと息子は森山未來にしと…

本が好き! 2級
書評数:19 件
得票数:185 票
本を読み、文章を書きます。
ジュンパ・ラヒリ、岡本かの子、尾崎翠、田辺聖子がなかでも好きです。





ニューヨーカーも抱腹絶倒、世界初の「買物小説」。
ああ楽しかった! 頭の中はユダヤ系アメリカ人になった藤山直美が4人、それと息子は森山未來にしと…

心が、深くえぐられる
なるほど、たくさんの人の心を掴むわけだ、とすぐに納得した。 共感できるから良い本なのではない。…





人間がどれだけ残酷になれるのかを絶望とともに読む
主人公ラリは美しく着飾った女性たちをエスコートすることが大好きで、恋人ができたら花を送ろうと思う青年…





戦争の中でも、サーカスの夜のようなトアロードのホテル
第二次大戦下の神戸。奇妙なホテルが舞台。東京から流れてきた「私」の目を通して描かれる、外国人や日本の…





ルシア・ベルリン、変な揺さぶり方をする作者
まだこの作品集についての感想をまとめることができない。 これはあなたの実際の体験なの?なんていうよ…





全力でモヤるわけではないけども
女って得だ、いや男のほうがそもそも得だ。 生理は大変だ、男だって大変だ。 あまり関わらないように…




元恋人の結婚式招待から逃れるため世界中の文学イベントを回りまくるおかしな物語
作家レスに、元恋人の結婚式への招待状が届く。式から逃れるためにレスは世界中の文学イベントを回る旅に出…





実はまだ読み終えていない。 でもこの本が好き。これは、わたしのための本だ。
パッチワークという言葉はアメリカンカントリー調すぎる。モザイクタイルだろうか。ひとつと同じではない色…

オランダ人の目を通して描かれる日本の風景
短編集。 ・『木犀!ーある恋の話』 芝居がかった色の洪水。西洋(オランダ)人の目を通してトイカメ…

“被災地の「言葉」をつなぐ文芸誌”
自然への恐怖や怒り。 悲しみを表へ出すことへの狼狽、怖さ。 ある母親が書く、ひらがなしかまだ読め…

贋作が完成すると、筆者がそのために使った絵筆、水差し、絵の具すべてを捨てる。そんなスタイルが芸術的に思えてしまった。
贋作作家が語る、彼の人生と絵を描くこと、贋作作家への道。 『贋作の正しい作り方』という章のタイトル…

もがき続けるプロフェッショナルの熱さとクールさを持ち合わせた一冊
サブタイトルが『特殊メイクから現代アートへ』。 現代アート。まだ記憶に新しいアカデミー賞受賞を引っ…





冷静に、淡々と、戦争の愚かしさを伝える
始まりは東京大空襲だった。家族とはぐれ、生き残った孤児たちは、焼け残った上野駅に集まる。地方都市に疎…

悲しみを語れることが大切。
図書館の棚で見つけ、そうだ話題になっていたなと手にした。スピリチュアルな風だったらどうしようと少し心…

なぜ山に登るの?という問いは、あなたはなぜ生きるの?という問いときっと同じだろう。
自身の生活にも孤独を感じ、山でさらに孤独を深める。孤独は恐ろしいものだが、恐れることを通じて「この世…

Netflixを中心に海外ドラマや映画好きならかぶりつきになるだろう松田さんのコラム集
Netflixを中心に海外ドラマや映画好きならかぶりつきになるだろう松田さんのコラム集。 元々がコ…

南部弁が予想外に頭に入る。八戸ブックセンターの企画として刊行されたこの本、三種類の紙が使われていてそれが楽しい。
南部弁が、予想外に頭に入る。でも、関西人のわたしには本物のイントネーションがわからない。それもまた、…

ゴミ屋特有の顔になるよ、というくだりが好きだった。
清掃員としてのゴミ回収日記と、清掃員に降りかかる恐ろしい話(クレーマーや酷暑や毛虫)、日本のゴミ問題…

ご自身たちはご苦労の連続だろうが、波乱万丈紆余曲折があればあるほど、惹きつけられて読んだ。「本屋+何かのテーマ」を持っているお店11軒のコンセプトやストーリー。