日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実




多くの資料、証言を渉猟しながら、各国との比較を含むデータを元に、兵士たちの置かれた苛酷な戦場の実相に迫る!
各国との比較を含む多くのデータと体験者の証言を織り交ぜ、「兵士の目線・立ち位置」から戦争の実相に迫ろ…

本が好き! 2級
書評数:30 件
得票数:266 票
雑食性です。
感じたこと考えたことをできるだけ率直に真摯に自分の言葉で述べたいと思います。
気分を害された方は申し訳ございません。




多くの資料、証言を渉猟しながら、各国との比較を含むデータを元に、兵士たちの置かれた苛酷な戦場の実相に迫る!
各国との比較を含む多くのデータと体験者の証言を織り交ぜ、「兵士の目線・立ち位置」から戦争の実相に迫ろ…





私たちが捨ててきたものを今一度振り返ってみる機会を与えてくれる
戦後日本の変化を3行でまとめると、 ①コミュニティの破壊 ②家族の破壊 ③個人の破壊 …





生き抜くには知恵がいる。 知識は学校や教科書で身につくが、知恵は現場でしか身につかない。 小野田さんが自分の知恵を後世に伝えるために語り下ろしたのが本書です。
73歳の小野田さんが驚異的な記憶力を頼りに当時の出来事を振り返り、それを新聞記者が聞き書きの形で記事…



疎外された男同士の幸運な出会い
小野田さんは、すごく有能なのに、なぜか日本社会にフィットしない男だ。 小野田さんと周囲の環境との適…



弱くてヒョロヒョロで一人じゃなんにもできないくせに、寄り集まると結構強い、われわれ、ホモ・サピエンスw
弱くてヒョロヒョロで一人じゃなんにもできないくせに、寄り集まると結構強い、われわれ、ホモ・サピエンス…




理性的に非理性的行為を見つめた戦争文学。 日本人の高度な技術力と神秘主義が生み出した護国守護神獣、不沈戦艦武蔵。 巨大で尊くて直視してはならない、何か。 それが我々の心の奥に沈み続ける武蔵の姿なのかも。
1. なぜ武蔵を造ったのか? 2. なぜ武蔵の建造と存在は極秘にされたのか? 3. どうやって造…



英雄でも偉人でもない、無名の人々の生の実相を冷静な筆致で淡々と描く3編の物語。
歴史の大河の中では一滴の水にも満たない、取るに足らない些細な事件を丁寧に切り取って行く。 …




苛酷な自然環境の前で、人間の存在は儚く小さい。 それでも極限状況で生き延びようとあがく男の姿は原初の輝きを放っている。 死と紙一重で薄っぺらな、でも純粋で剥き出しの生の輝きを。
ドラマティックなことは何も起こらない。 歴史の事象から見れば大河の一滴にも満たない、ほんの小さな事…