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森 由馨

森 由馨 さん

本が好き! 2級
書評数:12 件
得票数:161 票

小説が好きで、こちらに参りました。障害のある子供と暮らすバツイチ母です。仕事と介護で、なかなか自分の時間が取れないのですが、夕食後のブログタイムとともに、隙間時間で楽しめる本の世界は大好物です。ブログは、「詩人の時を刻む」です。気が向いたら寄っていただけるとうれしいです。たくさんの本とここで出会えるのが楽しみです。よろしくお願いいたします。

書評 (12)

ルビンの壺が割れた

  

ルビンの壺が割れた

フェイスブックの往復書簡のみで、綴られていくのですが、結末に対する伏線がほぼ無いので、最後に、別の意味で驚くサスペンス。 こんな長文のやり取りは、しないだろうとは思いつつも、あっという間に読みました。

とりあえず、先が気になってあっという間に読み終えてしまいました。 最後は、本当に思いもよらない展開…

投票(16コメント(1)2018-04-05

ふたご

  

ふたご

ふたごではないけれど、家族であり友達であり恋人のようでもある、近すぎる関係の二人。繊細さといびつさを抱えながら、傷つけあう姿。精神を病んでぎりぎりの世界で生きてきた彼と共に過ごしてきた作者の心の記録。

私小説に似て異なるものですが、作者も彼女を振り回す男性も、誰のことか完全にわかる状態で、内面をさらけ…

投票(11コメント(0)2018-01-03

もう一度、抱きしめたい-脳性まひの僕に舞い降りたダウン星の王子さま

  

もう一度、抱きしめたい-脳性まひの僕に舞い降りたダウン星の王子さま

夫婦にとって奇跡のように嬉しいはずの最初の子供がダウン症で、肺も弱かったら、そして自らも脳性麻痺で、障害のつらさを熟知していたとしたら、どうやって生きていけばいいのでしょうか。

命ってなんだろうと思います。 自分の子供って、障害児じゃないです。あくまで我が子。そしてその子のた…

投票(8コメント(0)2017-12-01

しんさいニート

  

しんさいニート

作者さんの壮絶な戦いの記録です。エッセイコミックという形で出されていますので、読みやすいですが、内容は魂のサバイバルとも言える一冊。周りの方々に支えられながら、この作品を作りあげた作者さんに拍手。

あのとき、あんなことがなければ、ああしていれば、というような、もしも、という言葉がありますが、この作…

投票(15コメント(0)2017-11-24

車椅子で夜明けのコーヒー―障害者の性

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車椅子で夜明けのコーヒー―障害者の性

ここまで踏み込んだことを、さらりと書き上げる作者さんの表現力も素晴らしいと思いますが、読んでいるうちに、自分の価値観とか人生観のようなものが、変わっていく経験もできるかもしれない一作です。

ずばり障害者の性の問題を扱っています。作者の小山内さんもご自身ご結婚、出産、離婚を経験されています。…

投票(20コメント(0)2017-11-18
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