色のない島へ―脳神経科医のミクロネシア探訪記

まったく色彩のない世界にくらすというのは、どのような感じだろう? 脳神経科医のサックス博士は、子どものころから疑問に感じていた。
先天性全色盲は、非常に珍しい。三万人か四万に一人しか発生しない病気である。 その珍しい先天性全色盲…
投票(28)コメント(0)2023-05-11

本が好き! 1級
書評数:562 件
得票数:14096 票
読書は、登山のようなものだと思っています。読み終わるまでが上り、考えて感想や書評を書き終えるまでが下り。頂上からどんな景色が見られるか、ワクワクしながら読書という登山を楽しんでいます。

まったく色彩のない世界にくらすというのは、どのような感じだろう? 脳神経科医のサックス博士は、子どものころから疑問に感じていた。
先天性全色盲は、非常に珍しい。三万人か四万に一人しか発生しない病気である。 その珍しい先天性全色盲…

著者は、高齢になってから「源氏物語」のおもしろさに嵌った現役の医師。作中の人物が病むと、つい診察したくなってしまう。「源氏物語」を原文で読み続ける医師のエッセイ集です。
図書館で「源氏物語」関連本コーナーをながめていて、みつけた本です。 刊行されたのは2010年、著者…




結核、ハンセン病、梅毒、鬱…… 人々を悩ませ苦しめてきた病をテーマにした英米文学の短編集
この本に収められているのは、14の短編。 E.ヘミングウェイ、S.M.モーム、コナン・ドイル、ドリ…



無菌地帯といわれる極寒の南極大陸で、一万人の男と16人の女が、パンデミックから生き残った。
いま世界中で感染が拡大している新型のウィルスは、じつは、某大国の生物科学兵器が研究所から漏れ出したも…




人の脳や心ほど不思議なものはない。 トリイの本を読むたびに、そう思う。
トリイヘイデンのノンフィクション。 トリイは、学習障害の子のクラスを受け持つことになった。 …