ケーキの切れない非行少年たち





発達障害と知的障害の混同の現状がリアルに伝わってくる
「ケーキが切れない」という刺激的なタイトルに引き寄せられて一時期話題となった書籍だが、落ち着いて読…

本が好き! 1級
書評数:1056 件
得票数:4690 票
読書は楽しみの一つ。知らない世界が広がるのが魅力。気軽に読み、読書記録として本サイトも活用したい。





発達障害と知的障害の混同の現状がリアルに伝わってくる
「ケーキが切れない」という刺激的なタイトルに引き寄せられて一時期話題となった書籍だが、落ち着いて読…




圧倒的な事例から私たちの盲点を指摘し目を開かせる一冊
イギリス人の筆者が世界の失敗事例から「失敗は学習のチャンス」であることを解く渾身の書である。その事…



認知症の名の下に隠れて気づかれにくい老人の病
様々なところで取り上げられるようになり、かなり周知され、多くの人も知るようになった認知症という言葉…





過激なサブタイトルだが、読んでみて決めるのは自分
「抗癌剤で癌は治らない」「論理的に効くはずのないサプリメント」「点滴は血液を薄めるだけ」「感冒薬は…




日常に潜む困った人たちーその理由と対処法
これまでも数々の人間心理を分かり易く解明する著書を出している脳科学者の筆者であるが、今回は「キレる…




がん患者の精神ケア現場に携わる医師が得た死生観
筆者は、現国立がん研究センターの精神腫瘍科レジデントを行っている医師である。がん患者やその家族の診…




その道の権威による実体験の語り
本書を読む人は、認知症の家族を持つか持ちそうな人と自ら認知症になる方に近い人が多いのではないか。私…




コロナ危機の今、人類は常に疫病との闘いであることを改めて実感する
新型コロナが猛威を振るう中、一番売れている一冊でもあるという。自粛ムードの中、じっくりと読むには最…





生と死、医療、そして医者について考えさせられる感動の書
重版を重ね、25万部を突破し本読み書店員が選ぶ感動小説の第1位にもなった本書。多くの読者が感動し推…




国語科の専門家との見解に未だに溝があるその理由がわかる
前著で大きな反響を呼んだ子どもたちの読解力不足の警笛。それも国語科の専門家でない著者が数理論理学や…




なぜ、男にだけこうした悲壮感が漂うのか・・・
約10ヶ月後には私も同じ気持ちになるのだろうか?退職までのカウントダウンが始まったラストイヤーに本書…



個性と強い意志が成し得る可能性を学べる
科学者、研究者から学ぶことは己の信じるところに向かい、決して諦めずコツコツと積み重ねていく強靭な意志…



「トランプ、ジョブス、サイコパスです」には説得力ありすぎ
「うわぁ、俺ってサイコパスかも?」とずっと疑いつつ読み進めてしまった。書店で随分前から気になっていた…




あのさだの名曲を小説化
あのさだまさしが書いた自身のオリジナル曲と同名の小説。曲発表時は1987年、それから26年も経っての…





人工知能をいたずらに恐れない
ネット書籍サイト「honto」で無料だったので、思わず読んでみたら1章のみのお試し版だった。後は正規…



「何にでも興味を持って、人生を楽しもうとすること」で済んでしまう内容
私もこんな本に興味を持つ年齢になったか・・・と先に言っておく。「記憶・集中・思考力を高める」というサ…




やたらな風評被害に待ったをかける本
おそらくこれはあの原発事故後の福島について書かれたものの中で、一番正しいことを伝えているものなんじゃ…




大きな問題提起の一冊である
かつて朝日新聞「オピニオン」で筆者の仁藤夢乃氏のインタビューが大きく紹介されていた。この記事だけでも…



ちょっとこれは、冗長かな
同じテーマは二度書かないという百田尚樹による解離性同一性障害の多重人格をテーマにした作品。結局は恋愛…





自分の生き方をコーディネイトできた稀有な人
41歳で肺カルチノイドにより亡くなった流通ジャーナリストの金子哲雄氏のエンディングダイアリーである。…