現代日本人の意識構造 第6版





関係者の努力に敬意を表したい、大規模継続調査とその報告書
「構造」などと、ややいかめしいことばが付く本書は、NHK放送文化研究所が1973年より5年ごとにお…

本が好き! 1級
書評数:776 件
得票数:9188 票
学生時代は書評誌に関わってました。今世紀に入り、当初はBK1(現在honto)、その後、TRCブックポータルでレビューを掲載してました。同サイト閉鎖から、こちらに投稿するようになりました。
ニックネームは書評用のものでずっと使ってます。
サイトの高・多機能ぶりに対応できておらず、書き・読み程度ですが、私の文章がきっかけとなって、本そのものを手にとってもらえれば、うれしいという気持ちは変わりません。 特定分野に偏らないよう、できるだけ多様な書を少しずつでも紹介していければと考えています。
プロフィール画像は大昔にバイト先で書いてもらったものです。





関係者の努力に敬意を表したい、大規模継続調査とその報告書
「構造」などと、ややいかめしいことばが付く本書は、NHK放送文化研究所が1973年より5年ごとにお…




「1冊の『本』が新刊書店の店頭に並ぶまでには、(中略)目に見えない多くの人が『本』には関わっています。」(永江朗、イントロダクション、4頁)
最盛期の半分、総売上げ1兆円を切ったということが、これまた売上げの落ちている新聞紙上を賑わしている…




アメリカからの家族神話論とその課題
「両親が女性」という家族のアメリカ映画を見たことがある。大きくなった子どもは、精子提供者である生物…




サラリーマンの倫理と資本主義の精神を考える
組織における人間、日本ではそれはサラリーマンと総称されるが、この問題は近代資本主義諸国において共有…




「わかりやすさ」と心理学
本書のタイトルをみて、まず「腑に落ちなさ」があった。たいていの説明において、「わかりやすさ」が求め…





「石には永遠の生命がある。木でつくられた像と違って、石仏なら野にあってもしっかり耐え、造立したひとびとの願いが、自然の中で息づいている。石仏には野外が似合う。」(探訪の楽しみ、6頁)
「日本は木の文化」といいますが、どうやら「石の文化」でもあるようです。本書を読んで、その意を強くし…




「市民のための調査」とは何か? どこまですべきか?
「市民のための調査」というサブタイトルのフレーズに惹かれて買った・読んだ、という人は私だけではない…





調査者と権力との関係を考える
宣教師とともに、植民地主義の尖兵となったのが人類学者である、ということはよく指摘されることである。…




「企業によるこうした密約が、集団としてのわたしたちのものの見方を変え、どう生きるかについての社会全体の考え方を根底から変えた。」(11~12頁、はじめに)
タイトルからは、陰謀論の集大成みたいな印象を受けるものの、内容はこの数十年の世界の変化を14の視点…




世論を求めて、、、、、
「世論調査」は、ほぼ日常的にマスコミなどによって行われている。一方で、ニュースなどでの報道や評論の…





「選挙制度の議論のパターンを見ると、教育問題とよく似ているところがある。まず、誰でも口が出せるし、それを直接の専門とする学者の意見があまり尊重されないことである。」(まえがき、iii頁)
2003年刊行とだいぶ時間が経った本ではあるものの、日本の現状に照らして考えてみた場合、まったく古…





万人のための「政治と民主主義」の教科書
著者の佐々木毅氏は、東大学長もつとめた政治学・政治思想史の研究者。さすがにプリマー新書ともなれば読…




「最大の原動力となったのは人々の釈迦に会いたい、つまり礼拝の対象が欲しいという思いであると考えてよいだろう。」(21頁)
本書のタイトルや「光背とは何か」といった文言がならぶ目次を見て仏像理解のハウツー本と感じ、「ちょっ…




『不平等社会日本』問題の解答と解説
2000年の日本社会の論壇や読書界から研究者まで、ひとしきり話題をまいた本に同じ著者の『不平等社会…



「科学者になる/である」ことの難しさと面倒くささ
これまでに多くの日本人ノーベル賞受賞者も生まれ、「科学者」に世間的な注目が集まることも少なくない。…




生真面目なアメリカ人か、もしくは、いい加減な日本人か。
科学啓蒙書では著名なガードナーによる、擬似科学や迷信などに対する批判書。ガードナーについては私が紹…





社会を語り出した脳・神経科学
『サブリミナル・マインド』『〈意識〉とは何だろうか』という一般向けの新書で、鮮やかな解説を見せた著…





ヒトとその先へ、という論点が興味深い1冊
「ヒトの科学」というシリーズ名を見て、興味を惹かれていくつか手にとってみた。 「人間」は、本来…





なりこそ小なりといえど、大事故対策を考える大著
現代社会において、科学技術の進歩にもかかわらず、というよりもそれ故にこそ大規模な事故を招く可能性が…





「あと何年ほど、たしかな頭脳で本を読みつづけられるのかと、時間に追われるあせりで、夜半に目がさめたりする。」(単行本版、219頁)
著者没後に刊行された1冊です。亡くなられたのは1998年3月、本書は同年8月の刊行です。没後すぐの…