夜長姫と耳男

独白の奇譚or思い付きの寓話みたいな、従って、斯様な結末も仕方がない、全篇を通じて語るほどのストーリではないし、ほとんど中身は無いに等しい、、のだがおもしろかった、
なのにおもしろいのは何故かな、っと考えるにそれは、オレ=耳男の独白だろう、 キッパリした決意と行動…

本が好き! 1級
書評数:151 件
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若干18才で天和にて和了、緑一草四暗刻単騎待ちテンパイするも和了できず...以降ツキなし、目覚めたとき実存主義の残り香...既にカミュは亡った、今も小林秀雄の流儀を模索中、
特技=ガム嚙みながらケーキやピーナッツを食べられます、朝餉の為プレーンヨーグルトに道産牛乳をあたえ飼育してます、ブクレコ移民です、

独白の奇譚or思い付きの寓話みたいな、従って、斯様な結末も仕方がない、全篇を通じて語るほどのストーリではないし、ほとんど中身は無いに等しい、、のだがおもしろかった、
なのにおもしろいのは何故かな、っと考えるにそれは、オレ=耳男の独白だろう、 キッパリした決意と行動…

誰でもイタズラはする、敏い子なら尚の事、が、或るイタズラが過ちに成ることもある、ほぼ後から知れるのだ、、誰でも過ちは冒しますが、取返しのつかぬ過ちも多々有るものなのです、
手袋を買いに、のイメージがカン違いしていました、相手のいないおもい違いの修正は簡単ですが、恥ずかしい…

コレを読む今時の少年たちは気付いてくれるだろうか? 今世界の己の足元を照らす燈火となり得るであろうか? トニVの如く今と過去とを連ねる想像力を持てるであろうか? 私のあの頃をおもえば...できねぇだろうなぁ
恥ずかしながら、未だに私は「アンネの日記」を読んでいない、中学の頃 "アンネ" なんてオンナの日記な…

読手を選ぶとおもいます、小学生高学年向けでしょうか、一度眺めれば もういい...みたいな挿絵のない絵本ファンタジーです、
短い節構成で解りやすくよみやすい、全体も短いので中止することなく終わるので、あらすじは不要です、 …

小さきものの目線で、浅い経験と狭い視野で正直で可愛らしく語る、父の母の兄のこととその周辺、おそらく昭和初期の懐かしいが美しい田舎のノンちゃんの一日の経験を、田代信子はおもいだす、
幼き日、私はノンちゃん又はのっちゃん、と呼ばれていた、 少数だったがノンちゃんと呼ばれる方が私は好…

逝きし井上の「逝きし世の面影」=忘れられた日本人たち、正直で潔く素朴なほんとうに愛すべきこの人たちは間違いなく私の御先祖様です、とてもよく馴染みとても懐かしく、そしてとても最高に嬉しくおもった、
再読です、井上靖は1907年(明治40)生まれ平成3年83歳で逝かれました、 これは53歳のとき刊…