永井荷風 (ちくま日本文学全集)
ちくま日本文学全集031。永井荷風と「墨東奇譚」。石川淳と「敗荷落日」。
昔読んだときは、なんだかよくわからない話だったけど、今読むと、墨東綺譚はたしかに名品です。 (タイ…
本が好き! 1級
書評数:684 件
得票数:2186 票
読書と映画とサッカーに関心があります。
英語の上達をめざして原書を読んだり、映画を英語字幕でみたりしていますが、なかなかはかどりません…。
ちくま日本文学全集031。永井荷風と「墨東奇譚」。石川淳と「敗荷落日」。
昔読んだときは、なんだかよくわからない話だったけど、今読むと、墨東綺譚はたしかに名品です。 (タイ…
ちくま日本文学全集030 石川啄木。19歳で結婚。20歳で長女誕生。26歳で死。夭折した詩人の有無を言わせぬ作品集。
石川啄木は1886年(明治19年)に生まれ、1912年(明治45年)に病死。 わずか26歳の命であ…
マレーシアにはまだ行ったことがないが、何とか一度行ってみたいものだ。作品はあまり記憶に残らなかったが、行ってから読むとまたちがうかもしれない。
作者45歳の時の作品。 その8年前、欧州から帰国の際に立ち寄ったマレー半島の風物。 次第に戦…
Stephen Kingのこの作品から、巨大な空白感を感じてしまったのですが、本作品だけの特徴なのか、共通する性格なのか…考えてみるべきテーマだと思いました。
Stephen King 1984 Hodder & Stoughton P341 呪い…
あまり辞書を引かなさすぎるのも問題と思います。もちろんそんなヒマを与えないほど面白い物語に出会えると嬉しいものです。さらに、再読してみたいと思わせるのがベスト。辞書はその時に。本書はそこまでいかない。
Stephen King 2008 Hodder & Stoughton P691 69…
モームの代表作だが、良さがわからず、どうも自分向きではないようです。
Somerset Maugham 1919 Vintage Books P215 サマセ…
ちくま日本文学全集029。有名な「銀の匙」はピンとこなかったけど、意外なことに波乱万丈のストーリーテリングがすごく面白かった。
中勘助といえば、幼い頃の思い出を綴った「銀の匙」が有名ですが、あんまり面白くなかったです。 という…
ちくま日本文学全集028。「風立ちぬ」はやはり名品です。冒頭の「風立ちぬ、いざ生きめやも。」は「風が起きた。生きねばならない」の意味。
読み終わりました。 この人の才能はまぎれもないです。 「麦藁帽子」とか「燃ゆる頬」とかのひとつ間…
超高齢社会に関するこのような本がペストセラーになることは歓迎です。人口構造の変化に対応した新たな社会のあり方・暮らし方・働き方は必然だと思うからです。具体像は一つづつ創出するほかないのかもしれません。
「ライフシフト~人生100年時代の人生戦略~」というタイトルとサブタイトルはまったくそのとおりで、こ…
東南アジア・欧州放浪の最終巻。三冊目はそれまでの二冊に較べるとやや密度が落ちると感じました 。この三部作は優れた作品ですが、金子光晴の真骨頂はもちろん詩にあります。詩を読まなくては。
三部作の最終巻。 妻美千代の不倫をきっかけにしたヨーロッパ行きではあるのだが、金子光晴はそうは…
詩人金子光晴が晩年に著した、若き日の東南アジア・欧州放浪の2冊目。この卓絶した芸術家の貧窮と愛慾と思想を描いて絶品。
若い学生と駆け落ちした妻森三千代の気持ちを相手から引き離すべく、幼い子供を長崎の実家にあずけ、パリを…
たった100年前の、自分の国の本がもう読めなくなっているというのは、やっぱりイカンことだと思います。といってもどうしたらよいかわかりませんが。学校で漢文を一生懸命勉強するしかないのかなあ。
「風流仏」というのは露伴22歳の時の作品で、この作品によって天才と騒がれたらしい。ですが、ふりがなが…
文学史に必ず出てくる有名な作品「五重塔」を読むことができて、よかったと思いました。
読んでシマッタと思ったのは、これは文語文? 読みにくい。というより、ワカラン。 出だしはこんな…
ちくま日本文学全集027。幸田露伴が意外なほど面白い。くらくらするほど濃厚で猛烈な文豪の練達の文章に酔う。
ということで、幸田露伴。 面白くないかと思ったら、これが意外なほどオモシロカッタ。 感想その…
ちくま日本文学全集026
ちくま日本文学全集025
ちくま日本文学全集024
ちくま日本文学全集023
ちくま日本文学全集022
ちくま日本文学全集021