幾たびもDIARY
作家の日常は、読者の非日常。
そもそも、本作は創作なのか、記録なのか。読み始めた途端に、煙に巻かれている感覚。作家達や出版社、果て…
本が好き! 4級
書評数:174 件
得票数:926 票
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作家の日常は、読者の非日常。
そもそも、本作は創作なのか、記録なのか。読み始めた途端に、煙に巻かれている感覚。作家達や出版社、果て…
それぞれの思いは計り知れない。
ヴェルーヴェン警部三部作と言われる『悲しみのイレーヌ』『その女アレックス』『傷だらけのカミーユ』に比…
家族でさえ、知らないことが…
在日一世の父がその生涯を閉じた時、弔問に見知らぬ人が居たことから、父への不信感を募らせる梨愛だが、父…
先生、ごめんなさい!!
KG大学で教鞭を取られている多井学氏(ペンネーム)が大学教授への道程を赤裸々に語る。全ての大学の経営…
ここまで仕組まれていたのか。
ヴェルーヴェン警部の三部作としての3本目。ヴェルーヴェン警部が登場するだけの、過去作品とは何の関連も…
何枚ものベールの奥に。
著者=P·ルメートル氏の構想力は一体、どんな構造になっているのか。こんなサスペンスに出会ったことがな…
目を背けたいが、目が離せない。
余りにも非日常的、猟奇的な殺人が続くが、それが映像となって、脳に飛び込んで来る作品は類を見ない。タフ…
本との対峙に光明が差し込む。
タイトル(原題にしても)からは軽いタッチのハウ・ツーかと思わされたが、読了後、何かが大きく変わった音…
これが、全体像を網羅していた。
マネーに纏わる知識は殆ど、皆無に等しかったが、仮想の人物の対話形式の本書が、こんなに体系立って、知識…
文学と歴史の接点が見えた。
延慶の年号を冠し、応永に書写された『延慶本平家物語』が過ごしたこの期間は、『太平記』が語る、乱世の時…
分析と方向が明確になる。
戦略と戦術が曖昧なまま、取り組んで来ていたと猛省させられた。ランチェスターが第一次世界大戦時に発見し…
タイトルよりは正統派。
"黒すぎる"と銘打ってはいるが、これまでの研究を引用し、相手から得られる情報は何か指南する、案外に正…
紹介された事例から、接客の本質が見える。
七條千恵美氏が経験してきた47事例が紹介される。具体例は航空会社のジャンルに限ってはいるが、接客の本…
物語は「モノがたり」なのか?
兵藤裕己氏の論考を拝読したが、こんなに"鋭利"な研究論文があったことに驚いた。通説また過去の考証を論…
発想の大転換が起こる。
他者とのコミュニケーションの中で、良かれと採用していた手法が、ほぼ真逆な効果を齎していたとは。根本的…
思い当たることもあり…
発言、特に"言い回し"のような部分は、無意識的に発せられることが多かろう。報道でも珠に見るが、失言が…
軍記物語が達成出来なかったこと。
叙事の狭間に、叙情譚を織り交ぜ、記録から文学に成長した平家物語。複数の人々が持ち運んだ説話を集成し、…
視点が変われば、意識も変わる。
「時間の使い方」と来れば、どうしても技術的=ハウツーに陥り勝ちだし、読者の方も半ば、病的にそれを求め…
既に中世的世界は始まっている。
幼帝を補佐する摂政、元服後の天皇を代行する関白。あくまでも、臨時の措置であった地位を、藤原諸氏が協力…
広島電鉄に遺恨は無いよね?
7年前の殺人事件で何らかの目撃をした青年が広電の運転士に。制限速度を超えるスピードを出した理由から事…